神社内の嘉永橋と瑞寶橋が日本遺産に登録されており、灘五郷の一つ西宮郷の銘酒とともに商売繁盛の神様として隆盛を極めました。福男選びとして大変な熱気に包まれる走り参りが行われる「十日えびす」は、阪神間最大の祭典としても有名です。

季節の移ろいを表す「花と和食と日本酒と。」をテーマにしたレストラン。名物の純米粕汁鍋は蔵元直送の酒粕を使用し、開業より受け継がれてきた秘伝の出汁が絶品です。併設のショップでお買い物もできます。

灘の酒造家8代目山邑太左衛門が建てた別邸。近代建築の三大巨匠のひとりであるフランク・ロイド・ライトが設計しました。国指定重要文化財に指定される当館は幾何学的な彫刻や、複雑な木組み装飾など、自然と融和するライトの建築思想を随所から感じられます。

白鶴酒造資料館は昔ながらの酒造工程をそのまま保存し、作業内容を再現するため等身大の人形を配置するなど、清酒造りの行程から樽廻船のストーリーまでを立体的にわかりやすく展示しています。

『国・登録有形文化財建造物』の旧髙嶋邸である甲南漬資料館は甲南漬の歴史や灘五郷との関わりを説明する資料が展示されています。建築・歴史・甲南漬のお土産ショップなどお酒を飲まない方でも楽しめるスポットです。