バウムクーヘン食べ放題や神戸牛弁当など兵庫グルメはリーズナブルで穴場!
事前予約なし・ノープランでも「心底楽しかったぞ!」
兵庫が誇る万博マニア・二神 敦さんに、事前予約なしでも万博を楽しむコツを伝授してもらう万博レポートのpart.2!
二神さんの本日の万博テーマは「兵庫県」(「テーマ決め」については part.1を読んでください!)ということで、ランチも兵庫グルメ!
【この記事を最初(Part.1)から読む】【大阪・関西万博現地レポート】万博マニア・二神さんと行ってきた!予約なしでも楽しめるコツ&お役立ち情報満載 - Part.1 -
《二神さん談》『「食」も万博の重要なポイントで、万博でしか味わえないグルメが本当にたくさんあります。
兵庫の美味しいものも揃っていて、僕がオススメなのが「THEO’S CAFE by ユーハイム」。神戸のユーハイムが開発したAI職人が焼く、焼きたてバウムクーヘンが食べ放題なんです。間違いない美味しさで、ロボットが焼き上げる様子を見られるのも面白いんです。食べ放題コースが3,000円からあるのでお得だと思います。
事前予約の受付はなく当日予約のみですが、意外と混んでないので穴場なんです。
僕は5,000円の食べ放題コースを注文した時は、バウムクーヘン6切れ、神戸牛のミートパイ2個、ジェラード6種類を食べて、ドリンクも3種類飲んだので、夜になってもお腹空きませんでした(笑)』。
バウムクーヘン食べ放題+ワンドリンク付き3,000円(税込)。他に、バウムクーヘン+神戸牛のミートパイ+ジェラート+ドリンクが食べ飲み放題5,000円(税込)などもあります。食べ放題はすべて50分。※5/26時点の情報
ユーハイムと同じ建物内に、焼きビーフンで有名な神戸の「ケンミン食品」が手掛けるグルテンフリーラーメン専門店。
小道を挟んだ向かいのエリアには、姫路の駅そばで知られる「まねき食品」のお店もあり、兵庫グルメが多い!
《二神さん談》『「まねき食品」のお店は、神戸牛を乗せた「究極の駅そば」が話題ですが、手ごろな値段のメニューも揃っています。こちらではお弁当も販売していて、値段が高めの万博グルメの中ではリーズナブルで、昼時でも素早く買えるので、こちらも穴場です』。
この日は、「まねき食品」の「神戸牛すき焼きと焼肉のあいのせ重」1,980円(税込)と「たけだの穴子めし」2,160円(税込)を購入して、店前の「静けさの森」のベンチでランチタイム。
兵庫グルメでいうと、西ゲートそばには「神戸養蜂場」のカフェもありました。
《二神さん談》『神戸牛を筆頭に、兵庫は食のキラーコンテンツをいっぱい持ってますから、万博での食体験を入り口として、兵庫に興味を持ってもらえるとうれしいですよね』。
二神さん流パビリオンの楽しみ方
混雑回避のコツもご紹介!
ランチ後に向かった先は、海外パビリオンの「イタリア館」。
▲ ファルネーゼ・アトラス
古代ローマの世界的な文化遺産である「ファルネーゼ・アトラス」の実物が初来日ということで、大人気のパビリオンの一つです。毎日コンサートなどのイベントも実施されていて、内容見どころ盛りだくさん。
▲ カラヴァッジョの名作「キリストの埋葬」
《二神さん談》『「兵庫県」がテーマでなぜイタリアなのかというと、神戸の冬の風物詩「ルミナリエ」の設計や設置を手掛けておられるのはイタリアの職人さんたちなんです。毎年冬にイタリアから神戸に来て、手作業で創られているんです。使われるパーツもイタリアから船で運ばれてくるほどで、そういう意味でイタリアは兵庫にゆかりのある国なんです』。
なるほど~。色々な国や地域と日本を関連づけて考えると万博の楽しみ方にすごく広がりや奥行きが出る気がします。
次は、月の石やロケットの打ち上げ映像で話題沸騰の「アメリカ館」。兵庫県とワシントン州が姉妹都市提携、神戸港とアメリカのシアトル港が姉妹港提携を結んでいるなど、兵庫県とアメリカの繋がりは多岐に渡るのだそう。
《二神さん談》『「アメリカ館」は連日長蛇の列ができていますが、実は「日本語」と「英語」の2つの列があって、「英語」の方が格段に待ち時間が短いんです。簡単な英語が分かれば大丈夫なので、英語を勉強中という人にもおすすめです』。
本日3つ目の海外パビリオンは、エミューやカンガルーのモニュメントが迎えてくれる「オーストラリア館」。
《二神さん談》『兵庫県の明石市は「日本標準時のまち」として知られていて、その基準となるのが東経135度子午線。1970年開催の日本万国博覧会で、オーストラリアと日本は東経135度上に位置する仲間として紹介されてたんです』。
テーマに沿ったパビリオンめぐりは、より深く世界の文化や技術が感じられておもしろい。
パビリオンを見学するだけでも十分楽しめますが、特に子どもは、テーマがあると吸収力がグンと上がる気がします。
とは言え、二神さん曰く「今日はワインを飲んでまわろうとか、その日の気分や直観で動く方が意外と感動が大きかったりする」とのことなので、情報戦に加わってテーマ立てや下調べを頑張らなくても大丈夫。万博ならではの高揚感が味わえるので、会場を歩き回るだけでも十分に楽しいです!
《二神さん談》『パビリオンの攻略法を挙げるとしたら、やはり夜が狙い目。特に待ち時間短縮の可能性が高いのが噴水ショーの時間帯です。
そこで僕がイチオシなのが、16時から入場可能になった夜間券(大人3,700円)での来場。
16時に入場すれば22時の閉園まで6時間あります。半日ならパワーも保ちやすいので、全力で満喫できます。
夜間券で、イベント中心に楽しむという手もあります。
大屋根リングがライトアップされ、パビリオンも夜仕様になると昼とは全く違った雰囲気になります。噴水ショーやドローンによる光のショー、プロジェクションマッピングなど、夜限定のイベントだけでも満足度はかなり高いと思います』。
※6/13現在、噴水ショーは中止されています。
ライトアップされた会場は幻想的な雰囲気で、昼とは別世界。
写真映えするスポットが目白押しで、僕のイチオシは大屋根リングの上から見る夕景。感動的な光景です!
《二神さん談》『夜にパビリオンをめぐる場合は、注意点が一つ。パビリオンによっては最終入館時刻が20時半頃の館もあるので、公式アプリや現地案内で事前に確認しておくと安心です』。
この日の締めくくりは、ウォータープラザで毎晩2回開催される水上ショー「アオと夜の虹のパレード」。
《二神さん談》『予約なしでも自由席で観覧できますが、良いポジションは早めの場所取りが必須。
そこで僕のおすすめは大屋根リング上からの観覧です。
裏から見ることになるので、水のスクリーンに投影されるアニメは鮮明ではありませんが、全体が見渡せます。予約なし・待ち時間なしで噴水ショーの美しさや迫力を体感できます』。
「事前予約なし・ノープランだったのに心底楽しかった!」というのが本日の感想。
ただ正直、朝から1日滞在すると夜はエネルギー切れ(笑)
まだまだ楽しみ切れてないので、二神さんもおすすめの夜間券を使って、あと2~3回は来たいなと思います。
高効率にがっつり計画しても、ノープランでも、どっちでも会場に行けば楽しい!
一生に一度かも知れない大きなイベントなので、存分に満喫してもらいたいです!
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DATA:
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掲載日:令和7年6月13日