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島の恵みを結集した淡路島の新スイーツ♪SNSでも話題で人急上昇中の米粉のバウムクーヘン -兵庫テロワール旅-

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私がレポートします!

稿
K.Oテロワール研究員
女性
40代
兵庫県洲本市
サッカー観戦、料理
淡路島で観光関係の仕事をしています。5年ほど前に移住してきたのですが、海がすぐそばにあって、自然豊かな淡路島はステキな場所です。美味しい食べ物もたくさんあって、中でも私が大好きなのが魚介類。春は鰆、夏は鱧、冬はふぐと、一年中美味しい魚が食べられます。

 


「兵庫テロワールlab.」テロワール研究員レポート
食や文化を味わい楽しみ、それらが生まれたルーツや背景を探り、受け継いできた人の想いや技術に触れる。大地の恵みを堪能する“兵庫テロワール旅”の情報を、現地で体感した「テロワール研究員」の視点でお届けします。

 

2024年のご当地バウムクーヘン総選挙で2位受賞!
淡路島産の米粉と卵で作るグルテンフリーのバウムクーヘン

 

食材の宝庫と呼ばれる淡路島で、島の素材にこだわった新スイーツとして人気急上昇中なのが、「シルエラ・シルクロ」の米粉バウムクーヘンです。
看板商品の「オニオンバウム」が、全国ご当地バウムクーヘンの頂点を決める「ファイナルクーヘン総選挙2024春」で準優勝し、おいしさもお墨付きです。

 

 

 

「シルエラ・シルクロ」は、淡路島西海岸、南あわじ市の慶野松原海岸沿いにあります。
レンガ色の屋根とパステルカラーのカーテンが目印。
淡路島を代表する老舗「旅館 うめ丸」が開いたお店で、店名の「シルエラ・シルクロ」はスペイン語で「うめ・丸」という意味だとか。

 

 

店内にはショップに加えて、イートインスペースもあります。
マネージャー・戸村幸輝さんに勧められて、まずは「オニオンバウム」を試食♪
サクッとハードな食感で、バターの贅沢な風味が広がります。※試食商品は日によって異なります

 


▲ オニオンバウム 2,200円(税込)

 

《戸村さん談》『タマネギ型で名前も「オニオンバウム」ですが、タマネギは全く入っていません(笑) 
焦がした発酵バターで模様を描き、最後にカラメルをかけています。約3時間かけて仕上げる少し固めの生地は、外はサクッと、中はもっちりしていて、食べ応えがあると思います』。

 

 

淡路島・洲本市五色町で栽培される鮎原米(キヌヒカリ)を使用し、グルフルテンフリーなのも特徴です。

 

 

 

《戸村さん談》「淡路島の食材のおいしさを発信したい」という思いで、お店に並ぶのはすべて淡路島産の米粉スイーツ。地元産のお米を自家製粉して、常に製粉したての米粉を作っています。そのほかの素材もできる限り地元のものを使用しています』。

 

バウムクーヘンは、「オニオンバウム」の他にも、「あわじシルシルバウム」シリーズがあり、ソフトプレーン、ハードプレーン、酒粕、ふわふわチーズの4種類が楽しめます。

 

 

 


▲ シルシルバウムのソフトプレーン 1,380円(税込)

 

《戸村さん談》『小麦粉と比べ、米粉は水分量が多く膨らみも悪いので、焼き加減が難しいんです。「あわじシルシルバウム」はしっとりした食感を出すために、芯棒から落ちるか落ちないかのギリギリのラインで焼くんですが、その日の気温や湿度によって火の入り方が全く違うので、毎回緊張します。開店当初は何度も心棒からボトッと生地が落ちてしまって大変でした(笑)』。

 

 

 

卵は、地元パティシエたちが絶大な信頼を置く、淡路市の「北坂養鶏場」の卵。
「いいたまごは、いい親鳥から」をテーマに日本在来の鶏を、餌と水にこだわってひよこから生育。日本に約4%しかいない純国産鶏の卵です。

 

 

他にも南あわじ市の「都美人酒造」の日本酒と酒粕、「山下農園」の淡路島産はちみつなど、島の素材をふんだんに使用。
地元愛は店内装飾にも溢れていて、床やカウンターを彩るのは淡路瓦です。

 

 

イートイン&テイクアウトのメニューも豊富です。
この日、私が頂いたのは「シルシルソフト」550円(税込)。
濃厚なソフトクリームの上にハードタイプのバウムクーヘン、下にソフトタイプのバウムクーヘンが入っています。小さなオニオン型のサブレもとっても可愛い。

 


▲ シルシルソフト 550円

 

写真は大人気のイートイン限定メニュー「ブリュレバウム」650円(税込)。
バウムクーヘン生地の中に、カスタードと生クリームが入っています。目の前でキャラメリゼしてくれるパフォーマンスもポイント。フォークを通すと、中からトローッとクリームがあふれ出します。

 


▲ ブリュレバウム 650円

 

バウムクーヘン生地にブルーチーズを入れて焼き上げた「タルトクーヘン」400円(税込)も人気。その場で「山下農園」のはちみつをかけてもらえます。

 


▲ タルトクーヘン 400円

 

「シルエラ・シルクロ」の道路向かいには、夏は海水浴客で賑わう「慶野松原海岸」があります。夕陽がキレイなことでも知られる場所なので、お菓子や飲み物をテイクアウトして、海岸を散策するのもステキです。

 

 

「シルエラ・シルクロ」を経営する「旅館 うめ丸」は、「鯛の宝楽焼き」をはじめとした鯛料理が有名。地元民にもファンが多くて、南あわじの名物料理です。
慶野松原海岸にある系列ホテル「けひの海」でも、鯛料理が頂けます。お部屋のお茶菓子にバウムクーヘンも登場するそうですよ♪

 


▲ 旅館 うめ丸 名物の「鯛の宝楽焼き」

 


▲ 慶野松原海岸にあるホテル「けひの海」

 

 

DATA:
◇ CIRUELA CIRCULO(シルエラ シルクロ)

兵庫県南あわじ市松帆古津路902
Tel:0799ー37-3030
営業時間:10:00~18:00
水曜定休
https://ciruela-circulo.com/

 

◇「旅館 うめ丸」公式サイト
https://www.umemaru.co.jp/

 

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掲載日:令和6年10月25日

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