“幸せの黄色いまち佐用町”で約66万本のひまわりが咲き乱れる！

梅雨明けが待ち遠しい7月中旬。今年も佐用町で「南光ひまわり祭り」が開催されます！

期間は7月13日（土）～28日（日）。直前の7月12日にひと足早く会場となるひまわり畑にお邪魔させていただきました。

 兵庫県の西播磨地区、岡山県に隣接する佐用町の「南光ひまわり祭り」会場へは中国自動道の佐用ICから南光スポーツ公園を目指します。山間部を抜けて千種川沿いをしばらく進むと会場への入口ともなる橋が見えてきました。ノボリに出迎えられて期待が膨らみます。

橋を渡って駐車場に車を停め、川沿いの道から「さぁひまわり！」と意気揚々と畑を見渡すも、あれ？花が全部反対側を向いている！？

時刻は1時過ぎ。太陽は真上に来ているので花も上を向いているのでは？と思っていたら

「そう思われている方が多いのですが、太陽を探して向きを変えるのはつぼみの間まで。花は全て東を向いて咲きます」とのこと。

そこでぐるりと回りこむと、、、期待に違わぬ一面のひまわり畑が目の前に！

「今年は生育が悪くて」と伺っていましたが、なかなかどうして、一面に広がる黄色いじゅうたんは皆に元気を与えること間違いなし！

もうひとつのお愉しみといえば『ひまわり迷路』⁉

パッと見て「こんなの余裕」と侮ることなかれ。

実際に入ってみると見通しがきかず、ビニールテープで道を区切ってあるのに本気で迷ってしまいました（ちなみに身長164cm）。

天候によっては足元がぬかるんでいることもあるので、汚れてもいい靴でチャレンジして下さいね。

佐用に世界のひまわり大集合！！

近くの中学校の生徒さんが世話をされている「世界のひまわり園」。一口に「ひまわり」といってもこれだけ多くの品種があるのですね。

どれもこれも個性にあふれていますが、中でも「これもひまわり？」と一番驚かされたのがこちら。『東北八重』という日本の品種でふわふわの花びらが特徴的です。

見て楽しい、食べておいしい佐用のひまわり

ちなみにひまわり畑に植えられているのは『P63HE60』という搾油用の品種。収穫されたひまわりの種を絞って抽出された「ひまわり油」はオレイン酸が豊富。また“若返りのビタミン”とも言われるビタミンEはオリーブ油の約10倍も含まれているのだとか！会場から車で10分ほどの「南光ひまわり館」ではこのひまわり油を使った料理が味わえます。

ひまわり油で揚げたかき揚げをのせた「かき揚げうどん（700円）」

ひまわり油をブレンドした「ひまわりカレー（680円）」。ドレッシングにもひまわり油が使われています。

デザートには「ひまわりアイスクリーム」を。黒い粒はローストして砕いたひまわりの種。さっぱりとしたアイスクリームにカリカリっとした食感も楽しくアッという間に食べてしまいました。

車がなくても安心！JR最寄り駅からシャトルバス運行中

無料のシャトルバスがJR姫新線の播磨徳久駅と会場とを結んでいます（土・日・祝のみ）。電車の発着の時間に合わせて運行してくれているのは嬉しいですね。

期間中はさまざまなお楽しみイベントを実施

▶ チラシを拡大して見る【PDFデータ】

開花情報など詳細はホームページをご覧ください：
https://www.town.sayo.lg.jp/

物産販売テント村では先ほど紹介したアイスクリームも販売されています。夏の日差しを浴びたあとのクールダウンにピッタリ。

地元の方の愛情と太陽の恵みをたっぷり受けて力いっぱい伸びるひまわりからたくさんの元気をもらった一日でした！

DATA：
佐用町 ひまわり情報
http://www.town.sayo.lg.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=3614

--- 兵庫県には他にもひまわりが楽しめる場所がたくさんありますよ♪ ---

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