神戸から車で約1時間の場所には、のんびり出来る癒しの地がありました。
兵庫県の中心に位置する自然豊かな町・多可町。ここに、『なごみの里 山都(やまと)』があります。
鐘突堂がシンボルの、草木染やそば打ち体験が出来る「体験型交流施設」と笠形山をイメージした八角形の屋根が特徴的な「交流活性化センター」の2つの建物から成る施設です。目の前には廃校となった小学校があり、グラウンドは現在、グラウンド・ゴルフ場として利用されています。
武家屋敷をイメージした建物内へ入ると、高野豆腐をはじめとする地元の食材が並んでいます。巻き寿司も人気なのだそう。奥には地元の方で賑わうレストランがあり、多い日で100名のお客様がモーニングを食べに来られます。
お薦めは11時からのメニュー『‘こだわり’たまごかけご飯』。艶のある新鮮な播州地卵が2個添えられています。ティータイムには、『‘ふわふわ’パンケーキ』がお薦めです。その名の通り、中はふわふわ!バターとシロップをたっぷりと乗せてお召し上がり下さい。
『なごみの里 山都』には5人の施設長がいらっしゃいます。2019年4月より、ボランティアとして務められており、なんと、小学校からの同級生なのだそう。
代表し、木畑様・橋尾様がお気持ちを込めてお話下さいました。
「左手より、なごみの里 山都 施設長 木畑様・橋尾様・ブルーメンやまと 管理人 山本様。チームワーク抜群です。笑顔いっぱいにお話下さいました。」
「ここは高齢化が進んでいる地域です。福祉面を考え、将来的には、皆が安心して集まれる助け合いの場となればと考えています。都市から来られる方との交流を育み、人口減少にも貢献出来れば良いですね。施設長を務める5人それぞれに個性がありますが、お互いの弱みを補い合い、同じ方向性を持って取り組んでいます。」
※5名の施設長様:長谷川様・益田様・吉原様・木畑様・橋尾様(順不同)
『なごみの里 山都』から徒歩すぐの場所に、滞在型市民農園『ブルーメンやまと』があります。ドイツのクラインガルテンをイメージし、平成16年に完成しました。
「程よいスペースが保たれ、心地良く過ごせます。」
宿泊棟2棟の他に、30棟のコテージでは、それぞれにお好みの野菜・果物・お花を育て、楽しむ事が出来ます。どの土地もしっかりと手入れが施されています。
2019年から管理人として活躍されている、山本 和樹(やまもと かずき)様にお話を伺いました。
「入居者の方は、週末に遠方から来られます。育てているお野菜を見に、1人でのんびりと、また、ご家族揃ってお過ごしになる方もいらっしゃいます。丁寧に育てられている野菜やお花には、入居者の方の個性が感じられます。30棟の内、現在19棟が入居されています。これから1人でも多くの方に利用して頂きたいという思いで取り組んでいます。人との繋がりを感じられ、「ありがとう」の言葉を頂ける事がとても嬉しいです。」
自然と水の流れる音や鳥のさえずりが聞こえてきます。
桜・ラベンダー・ホタル・紅葉等、見どころは数え切れません。
神戸から車で約1時間の場所には、のんびり出来る癒しの地がありました。
DATA:
■なごみの里 山都
住所:〒677-0132 兵庫県多可郡多可町八千代区大和1520-1
TEL: 0795-38-0753
Facebook: https://www.facebook.com/nagominosatoyamato/
■ブルーメンやまと
住所:兵庫県多可郡多可町八千代区大和1483番地ほか
お問い合せ・お申込みは 多可町商工観光課 TEL:0795-32-4779
https://www.town.taka.lg.jp/about_taka/mokuzou/detail/id=18255