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夜も丹波で紅葉めぐり!近畿最大&樹齢1300年超の大イチョウを愛でるナイトハイク

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私がレポートします!

稿
サキ
女性
30代
兵庫県丹波市
ゴルフ、旅行
生まれ育った丹波市に今年Uターンで戻ってきました。旅行業界で働いていた経験を活かし、丹波市の観光PRの仕事をしています。
丹波市インスタ公式アカウント:https://www.instagram.com/saturdaytamba/ も担当中。旬な情報を配信できるように、あちこち走り回っています。

近畿地区最大の大イチョウが初めて一般向けライトアップ実施。ライブ演奏も!
“丹波と言えばもみじ、もみじと言えば丹波”の「丹波もみじまつり」も開催中

 

もみじの名所が多いことで知られる丹波市。
今年から新たに2つのお寺がもみじの名所に加わり、合計12か寺で「丹波もみじめぐり」(11/1~30)を開催。イベントや夜間ライトアップなどが行われています。

 

さらに丹波市では今秋、もみじに加えて、天然記念物の大イチョウを愛でるとっておきのナイトイベントも開催されます!

 

 

場所は、「丹波もみじめぐり」のお寺の一つ、「常瀧寺(じょうりゅうじ)」。
お寺の裏山にある推定樹齢1300年、近畿最大の大イチョウが、4日間限定でライトアップされるんです。
黄金色の落ち葉が埋め尽くす中、圧倒的な存在感を放つ大イチョウ。筆舌に尽くしがたいとは、こういう美しさを言うのだと思います。
イベント時には、地元出身アーティストによる演奏もあるので、より幻想的な光景が広がっているはず。

 

 

イベント名は『常瀧寺の大イチョウ ライトアップ&ナイトハイク 幻想銀杏』。
開催日は、2023年 11月18日(土)・19(日)・25(土)・26(日)。
常瀧寺の裏山を30分ほど登った場所に立つ大イチョウを目指し、紅葉を愛でながらナイトハイキングを楽しむというもの。
当日は登山道も灯りで照らされ、大イチョウのそばで地元出身アーティストによる演奏も行われます。

 

◇ もみじ&大イチョウが両方楽しめる「常瀧寺」

 

 

ライトアップは4日間限定ですが、大イチョウはいつでも見ることができるので、ルートをご紹介します!
「常瀧寺」は、北近畿豊岡自動車道・青垣ICから車で約10分の位置にあり、無料駐車場もあります。ナイトイベント時には4か所の無料駐車場(約100台分)が利用できます。

 

 

「常瀧寺」は養老年間(717~724年)に創建されたとされる古刹です。明智光秀の丹波攻めによって堂宇がことごとく焼失した際にも、大イチョウだけは焼け残ったのだそうです。
江戸時代に再興された広い境内は、約70本のもみじで鮮やかな秋色に彩られます。

 

 

 

大イチョウをイメージした可愛い絵馬もありますよ。
本堂の右手奥に進むと、「登山口」の案内看板が見えます。(※「P2」の駐車場向かいにも大イチョウへ向かう「登山口」があります)

 

 

登山口から大イチョウまでは約1.1km、30~40分ほどかかります。
地元の方々の協力で登山道は整備されているので、山登りやハイキングの経験がない人でも大丈夫。
ただし、今回のイベントは夜間の山登りなので、懐中電灯やライトを持参し、滑りにくい靴が必須です。イベントの際には随所に灯りが設置され、小型ライトの貸し出しもあるそうですが、数に限りがあるとのこと。

 

 

 

 

マイナスイオンをたっぷり浴びながらのハイキング。
写真は10月中旬に撮影したものなので木々は青々としていますが、11月中旬には道中も山の紅葉が楽しめますよ。

 

 

 

大イチョウまで270mの看板のあたりから、傾斜がかなり急になります。ベンチがあるのでちょっと休憩 ^^;)
最後にかなり急な坂がありますが、その先に突然現れるのが、金色に輝く大イチョウ!
見る者を圧倒する、神々しい美しさ‼

 

 

一面黄金色の落ち葉に包まれ、四方八方に大きく枝を伸ばした近畿最大の大イチョウ。何本もの木々で成り立っているように見えますが、一本の樹です。
長いコブのように垂れ下がっている部位は、気根(乳柱)と呼ばれる根の一種。気根(乳柱)の表皮を煎じて飲むと乳の出が良くなるとされ、大イチョウ自体が「乳の木さん」と呼ばれ、昔から信仰の対象だったのだそう。
不思議な力を感じるのも納得です。

 

 

推定樹齢約1300年。高さ約30m、太さ約11m。
兵庫県指定天然記念物に指定されている、近畿地域で最も大きいイチョウです。
例年11月下旬から黄色に色づき始め、12月上旬まで秋色の美しい姿が望めます。

 

 

昨秋、一晩だけ試験点灯が行われたのですが、大イチョウの本格的なライトアップは今年が史上初開催!とても貴重な機会なんです。
昼も夜も登って、ガラリと表情が変わる大イチョウを堪能してみてください。

 

 

◇ 他にも、2つの寺で紅葉ライトアップを実施

 

 


▲ 三寳寺の紅葉

 


▲ 三寳寺の紅葉ライトアップ

 


▲ 小新屋観音の紅葉

 

「丹波もみじめぐり」が開催中の丹波市では、「三寳寺(さんぼうじ)」と「小新屋観音(こにやかんのん)」でもライトアップが実施されています。
今秋は丹波で、幻想的な夜の紅葉めぐりを楽しんでみませんか。

 

DATA:
◇ 常瀧寺の大イチョウ再興プロジェクト「ライトアップ&ナイトハイク 幻想銀杏」
開催日:2023年 11月18日(土)・19(日)・25(土)・26(日)
入場開始:16:00(最終受付20:30)
点灯時間:17:45~21:00
入場料:大人600円、高校生・中学生300円、小学生以下無料
https://joryuji-revival.com/
https://www.instagram.com/joryuji_icho/

 

◎常瀧寺
兵庫県丹波市青垣町大名草481
拝観時間:9:00〜17:00
入山料:大人300円・中学生以下無料
https://jyoryuzi.net/

 

◇「丹波もみじめぐり」
https://www.tambacity-kankou.jp/momijimeguri/
問い合わせ先:丹波市観光協会
TEL:0795-88-5810

 

◇ ライトアップ情報
◎小新屋観音(こにやかんのん)
11/12(日)~11/23(祝) 
ライトアップ:17:00~21:00
https://www.tambacity-kankou.jp/spot/spot-momiji-koniyakannon/

 

◎三寳寺(さんぼうじ)
11/17(金)・18(土)のみ 
ライトアップ:17:00~20:00
https://www.tambacity-kankou.jp/spot/spot-momiji-samboji/

 

【HYOGO!ナビ WEBサイト 関連ページ】

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来て・見て・歩いて 丹波まちめぐり「丹波篠山市 城下町エリア」【ぶらり丹波路】

 

自然と歴史が織りなす丹波の旅

 

掲載日:令和5年11月2日       グルメ 

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