◇現役ANA CAがおすすめする、兵庫の観光スポット特集シリーズ◇

ANAより兵庫県庁に出向中の現役CAが、兵庫五国の魅力を探りながら、おすすめ観光情報をご紹介します。食と文化のルーツを知る、食べる、体験する“兵庫テロワール旅”に出かけてみませんか？

第7弾は、“「フェアフィールド･バイ･マリオット・兵庫淡路島福良」を拠点に島の自然を大満喫！（Part2）～春の旬を味わう旅、淡路島サクラマス＆淡路島玉ねぎ～”をレポート。

Part2では、道の駅から少し足を延ばして旬の食を楽しむ旅に出かけましょう！

３月～５月の期間限定！！「淡路島サクラマス」

ヤマメが川から海に下り、海で育つことにより銀化したのがサクラマス。

「淡路島サクラマス」は福良湾の恵まれた海域環境で養殖されています。

鳴門海峡は潮の流れが速く水温が低いことから、サクラマスの身は引き締まり、生で食べるとサーモン類の中でもトップクラスの味を誇ります。

上質な脂と濃厚な甘みが特徴で、しっとりして肉厚。脂が乗っているのに、あっさりして上品な味わいです。

淡路島サクラマスが食べられるのは、3月から5月までの期間限定。

出荷時期によって脂の乗りが異なり、3月頃はあっさり、5月頃は濃厚な味わいを楽しむことができます。

四国や関東地方などの遠方からも、淡路島サクラマスを目的に毎年来られる方がいるとか。その味に期待が高まります！

ランチで訪れたのは、昭和７年創業の老舗のお寿司や和食のお店「松葉寿司」。

私は「春めぐり丼（生サワラ付）」をいただきました。

サクラマス、生しらす、生サワラが一度に楽しめる、サクラマスも他の淡路島の海の幸も食べたいという願いを叶えてくれる、何とも贅沢な丼ぶりです。

口に入れた瞬間、ぷりっぷりの食感に「ん～美味しい！！」と言わずにはいられません。

とても柔らかい淡路牛の牛丼の「春めぐり丼(牛丼付)」もあります。

肉も魚も食べたい方にはぴったり！

サクラマスを心ゆくまで堪能したい方は「豪華サクラマス丼イクラのせ」がオススメ。

サクラマスが10切れも入っており、希望の枚数を炙ってもらうこともできます。

炙ると脂が溶けて、また違った味わいに。

淡路島サクラマスは、一度は食べて欲しい絶品ご当地グルメです。

淡路ファームパークイングランドの丘

淡路ファームパークイングランドの丘は、自然いっぱいの農業公園で、お花、動物とのふれあい、淡路島グルメ、収穫体験など色々なジャンルを存分に楽しめるスポットです。

淡路島の特産品といえば「玉ねぎ」が有名ですね。

淡路島玉ねぎは一般的な玉ねぎに比べると、約1.4倍甘いとされ、みずみずしく水分が豊富なため、「やわらかい」「辛みが少ない」などの特徴があります。

そんな淡路島玉ねぎを、ここイングランドの丘では3月下旬から5月末まで収穫することができます。（収穫状況についてはお問合せください）

広がっているのは一面の青いネギ畑、、、ではございません。笑

よく見ると、地面からひょっこり頭を出した玉ねぎが！

スーパーで売られている玉ねぎしか見たことがなかったため、青いネギ畑のようになっていたことに驚きました。

さっそく収穫を行います。

玉ねぎを引っこ抜くだけなのですが、大きい玉ねぎはどれかなと品定めしたり、意外と土の中にしっかり張っている根とのささやかな戦いなどワクワクが止まりません。

子どもから大人まで楽しめる収穫体験です。

春は玉ねぎの他に、ミニトマト、トマト、イチゴなどの収穫体験も。

ミニトマト、トマト、イチゴは量り売りになっていますので、好きなだけ収穫することができます。

ミニトマトはアイコ、サンゴールドなど色々な種類が植えられており、どれを収穫しようか迷ってしまいます。

真っ赤なミニトマトはとても甘くフレッシュで、パクパク食べられます。

ミニトマトは100グラム150円、新玉ねぎは3玉200円とお手頃価格！

お土産屋さんで買うよりも安いかもしれません。

新鮮、美味しい、安いという三拍子が揃っていて最高ですね。

ミニトマト、トマトの収穫は６月頃まで、イチゴは５月頃まで収穫することができます。

やさい畑、温室ともに時期によって収穫できる野菜が変わります。

どの野菜を収穫してみたいですか？

春にはネモフィラが咲いており、美しい青いお花のじゅうたんが広がっています。

まさにフォトジェニックなスポット！

ネモフィラ畑の近くのミルクハウスでは「淡路島牛乳ソフト」を食べることができます。

イングランドの丘の職人が、淡路島牛乳の「匠」を使用して、牛乳本来の甘みと風味、まろやかさを活かしながら作った、オリジナルのソフトクリームです。

美しい自然を眺めながら食べる濃厚な味わいのソフトクリームは格別ですね！

淡路ファームパークイングランドの丘の顔として愛され続けている「コアラ」。

コアラは１日のうち20時間は寝ているため、起きている姿を見られるのはかなりレア。11時半からのえさ交換の時間には起きる可能性があるそうなので、この時間帯がチャンスですよ。

木の枝の間で、丸まって寝ている姿はコロッとして、なんとも可愛らしい！

淡路ファームパークイングランドの丘の敷地はとにかく広く、開放感があり、お散歩をしながら１日ゆったりと過ごすにはぴったりです。

南あわじには他にも魅力がいっぱい！

地域を渡り歩く体験型の旅は、想像をこえる楽しさと、新しい感動をもたらしてくれるはず！

自然と食の宝庫、淡路島の魅力を発見する旅に出かけませんか？

◇松葉寿司◇

住所：南あわじ市広田広田528-1

TEL:0799-45-1019

営業時間：11:00～14:00、17:00～20:30　

定休日：水曜日

HP: https://www.matsuba-sushi.com/

◇淡路島ファームパークイングランドの丘◇

住所：南あわじ市八木養宜上1401

TEL:0799-43-2626

営業時間：9：30～17：00

定休日：火曜日（祝日、夏休み冬休み等、例外の場合あり）

HP: http://www.england-hill.com/