関西屈指の今ホットな場所、淡路島。
車で、三宮から40分、大阪からも1時間30分とアクセスも良く、観光スポットとして注目されています。グルメや絶景・体験スポット、さらには文化施設まで、見どころ満載な場所です。
今回は、兵庫県内の学校に通っている私たちが、家族や友達・カップルで楽しめる淡路島のおすすめ観光スポットをご紹介!
コアラに胸キュン♡個性豊かな動物たちと会える!
地元の食材を使ったこだわりの淡路島グルメも!
私たちは今回、淡路島の中心にある、自然と動物のテーマパークで人気の「淡路ファームパークイングランドの丘」に行ってきました。
甲子園球場14個分の広大な敷地の中では、動物と会えたり、旬の野菜の収穫体験やのりもの遊び、地元の食材を使った淡路島グルメやお土産もあり一日楽しめる場所です!
まずは、可愛い動物に癒されに、コアラ館へ!
たくさんのかわいい動物たちが、私たちを迎えてくれました。
そう、ここイングランドの丘といえば、可愛いコアラと会えるところも魅力の1つ。
たくさんのコアラの中でも2022年2月1日に世界最高年齢の25歳となった、メスのコアラの「みどりちゃん」が有名です。「みどりちゃん」は、好奇心旺盛でマイペースな性格らしく、ユーカリの好き嫌いがあるそうです。高齢ではありますが、他のコアラよりも童顔らしく、飼育員さんやお客さんに可愛がられています♡
園内エリアの人気者をまた見つけました!
ワラビー広場にいるモモイロペリカンは、大型の鳥類で、広げた翼はなんと2m以上!繁殖期に入ると羽の色が桃色になることが由来して、モモイロペリカンと呼ばれています。主食は魚類で、大きな嘴と喉袋を使い、網ですくうように魚を捕まえます。
園内エリアのバードケージにいるコモンリスザルは、霊長類のオキザル科リスザル属の中では1番体が小さく、体の大きさの色がリスに似ていることから、リスザルという名前が付けられたそう。小さくて、すばしっこく動く姿がなんとも可愛い♡いやされる~~
園内エリアの大温室には亀がいます。
写真のヒョウモンガメ「ひょうちゃん」は、推定では平成6年(1994年)生まれで、散歩が好きで歩くと意外と美脚なのだとか。亀の美脚…気になりますね。(笑)
体の大きさの割には、餌をよく食べるみたいで、今回はキャベツとにんじんを食べている姿をキャッチ!飼育員さんの足をよく噛むのだそう。そんなところも可愛い~♡
こちらは、主にアフリカ大陸中央部やスーダンなどにいるケヅメリクガメ。
尾の付け根にケヅメのような突起があることから名前が付けられています。アフリカ大陸の中では最大で、リクガメの種類の中では3番目に大きいというケヅメリクガメ。よく歩き回るという特徴もあります。のっそり歩く姿にも癒されます♡
「コアラのおみやげやさん」というショップは、園内に入らなくてもパークのお土産を買うことができるので、おすすめ。この店の人気ナンバーワンは「コアラの鼻くそ」という商品。お土産にはもってこいの、なんとも最高なネーミングセンス。(笑)中身はココア味のクッキーで、サクサクしてとても美味しかったです。
グルメを楽しめるのもおすすめポイント!
「ファーマーズキッチン」にある生しらす丼は、淡路島産の生しらすをふんだんに、さらにその上にいくらが乗っていて、インスタ映えもするしとても美味しい!一石二鳥の食べ物です。海に囲まれ、海産物が有名な淡路島だからこそ楽しめるメニューなので、是非食べてみてください!
石窯で焼く本格的なピザ「石窯ピッツァ工房」もあります。
私は、淡路玉ねぎpizza(左)と淡路島チーズのマルゲリータ(右)を頂きました。玉ねぎのピザというと想像がつかないですが、淡路島牛乳をたっぷり使ったクリームソースと少し触感のある玉ねぎとの相性がとても良くグラタン好きにはおすすめの1品です。
定番のマルゲリータはミルキーなチーズが主役になって、手が止まらなくなるほど美味しかったです♪
他にも、淡路産の釜揚げしらすを使用したしらすピッツァや、淡路島産の蜂蜜を使用したクアトロフォルマッジなど魅力的なメニューがたくさんあるのでぜひ、訪れてみて下さい!
デザートには、「ミルクハウス」にてコアラソフトを堪能しました。なんといっても見た目がコアラになっていてとっても可愛い!淡路島牛乳をたっぷり使用したミルクソフトで何個でも食べられるようなあっさりしたお味でした。凝固剤不使用で、夏場は溶けるのが早いため写真撮影する際は気をつけて下さい!笑
淡路ファームパークに来た際には動物や植物だけではなく、グルメも楽しんでみて下さいね♪
友達と!家族と!牧場ならではの体験!
「淡路ファームパークイングランドの丘」から車で約10分。
続いてやってきたのは、さまざまな体験ができて楽しめる牧場で有名な「淡路島牧場」。
ここでは、なかなか体験する機会のない乳しぼりを体験。写真のような記念になる白い帽子をもらうことができて、雰囲気抜群!小さいお子さんから大人まで、家族みんなで楽しめる体験です。
「バター手作り」も体験!新鮮な淡路島牛乳を使って、自分だけのオリジナルバターを作ることができる体験で、その場で作った出来立てのバターをクラッカーと一緒に楽しむことが出来ます。また、一口サイズのカッテージチーズも配布されるのですが、そちらもクラッカーとの相性抜群です。童心に帰ることができる楽しい体験でした♪
「乳しぼり体験」や「バター手作り体験」の他にも、子牛にミルクを飲ましてあげる「乳飲まし体験」があり、こちらも大人気!子供連れの家族やカップルにもおすすめです。
500年の歴史をもつ淡路人形座
舞台裏を知ることができるバックステージツアーがアツイ!
淡路島は人形浄瑠璃も有名なことを知っていますか?淡路人形浄瑠璃は、国指定重要無形民俗文化財にも指定されており、淡路島の歴史を味わうのにピッタリの場所です。
私たちは15時からの「バックステージツアーと戎舞(えびすまい)」を観劇しました。
こちらの公演では、戎舞という公演の前に舞台裏を見学することができるバックステージツアーが実施されていました。バックステージツアーは毎日10時の公演と15時の公演で開催されています。
公演は撮影不可ですが、バックステージツアーは撮影可能ですので是非カメラの準備を!
バックステージツアーでは、人形遣いの方々が履く「高下駄」を実際に履くことが出来ます。
独特な文字で書かれた床本も実際に見ることが出来ました!皆さんは読めますか?笑
赤い字でお芝居を語る上でのコツが記されているそうで100年以上前の貴重なものだそうです。
次々と景色が変わるふすまの前で記念撮影もできちゃいます!
ステージからの景色はこんな感じ。通常は客席からの景色しか楽しめないので新鮮ですよね♪
開演の前には座員の方々による前説があります。お芝居のあらすじや拍手のタイミング等を学ぶことができ、予備知識があることで、お芝居への理解も深まりより一層楽しめます。こちらでわかりやすく説明して下さるので事前に勉強して行かなくても気軽に立ち寄り楽しめるのが良いですね。
今回私たちが観賞した「戎舞」はみんなの願いを叶えようとお神酒を飲み幸せを運んでくる戎さまが楽しく舞う神事をテーマにしたお芝居です。おおらかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点がこめられています。こちらは海外でも人気の公演で、フランスならフランス語で、アメリカなら英語で公演するのも見どころだそう。
淡路人形座の魅力を人形遣いの方に聞いてみました!1つ目は、人形の動きがダイナミックなところ。人形も荒削りで素朴なので民衆の娯楽として長年親しまれているそうです。2つ目は、後継者の土台があるところ。小学校に人形浄瑠璃部があり、1年生から教育のプログラムとして人形浄瑠璃が組み込まれているそう。3つ目は、明治時代から女性も働いているところ!伝統芸能というと男性社会のイメージもあるかもしれないですが、人形浄瑠璃の世界では現代で言う男女参画社会の仕組みが昔から取り入れられていたみたいです。
観劇の最後にはご利益のある戎さまと記念撮影ができちゃいます!ちなみに戎さまと写真が一緒に撮れるのは淡路人形座だけです♪
常時30話ほどのお芝居を取り揃え、誰でも気軽に楽しむことが出来る見どころいっぱいの淡路人形座。南あわじに来られた際は行ってみては?
淡路人形座の向かい側にある「道の駅福良」は、淡路島を南北に走る一般国道28号線の南端に位置する、南あわじ市の道の駅です。
福良には淡路の名産品がたくさん売っていました♪その他にも、シーフードレストランを併設していたり、うずしおを見に行くクルーズを楽しめたりと満足度が高い道の駅です。
女子大生2人が淡路の歴史や文化に触れながら楽しんだ今回の旅。
南あわじ市をメインに回りましたが、観光スポット同士近くにあるので移動も少なくて、一日中楽しめました!
淡路島に行かれる際は是非参考にしてみて下さい♪
※取材日:2022年9月10日
◆DATE
・淡路ファームパークイングランドの丘
〒656-0443 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
営業時間:9時30分~17時00分
HP:https://www.england-hill.com/
・淡路島牧場
〒656-0443 兵庫県南あわじ市八木養宜上1
営業時間:9時00分~17時00分
HP:http://www.awajishima.or.jp/
・淡路人形座
〒656-0501 兵庫県南あわじ市甲1528-1
公演スケジュール:下記公式HPをご確認ください。