稲見酒造があるのは、戦国時代から続く「湯の山街道」。
戦国時代に羽柴秀吉が三木城主、別所長治と長期間の戦をしていた時に、傷ついた兵隊を有馬温泉(湯の山)へ治療に送るために整備したと言われているそう。
明治22年(1889年)の創業からなんと133年!
当時から変わらず、代々、伝統的な四段仕込みで醸される三木の地酒を醸造しています。
代表銘柄は「葵鶴」。
三木の地元の人たちに永く愛されてきた、地元に根付いた日本酒を変わらず醸し続けてきました。
造りに関して特徴的なのは仕込み。低温発酵なりに米を溶かして、旨味を引き出しています。
今回はこちらの大吟醸と大吟古酒の2種類が振る舞われました!
見ているだけで、もう飲みたい!
削りに削り、透明感が美しい大吟醸は、刺身やお魚、野菜にも合い、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるキリっとした味わい!稲見酒造の特徴とも言える17年熟成の古酒「葵鶴 大吟古酒」は、琥珀色が奥深く、まったりとした味わいはまるでビンテージワインのよう。ステーキなどの肉料理にピッタリです。
みんなで乾杯!
皆さんの試飲の表情で、いかに美味しいか伝わってきます!!
どんな料理にも合い、世界各国でも、ますます人気が高まっている日本酒。
和食文化の中心とも言える日本酒の魅力を知って、健康的で、自然を感じる豊かな食を楽しんでいきたいですね。
稲見酒造の清酒は、現地ではもちろん山田錦の郷や、道の駅、オンラインでも購入可能です。
▽稲見酒造公式ウェブサイトはこちら▽
そして、この「湯の山街道」には、もう一つ和食に欠かせない、三木の素晴らしい伝統産業が。
三木市は日本に誇る、金物の街として知られていて、『三木金物』は特許庁の地域団体商標として登録を受けています。
こちらの湯の山街道にある三木刃物さんでは、何十年にもわたり金物産業を営んで来られました。
先代は「物心がついた頃から、もう70年以上も刃物を研いできた。刃は全然怖くないよ。研ぐときは、角度が一番大事。」とのことで職人技を見せてくださいます!
体験者の方々は、「見ているときは簡単そうなのに、実際するとすごく難しい!
丁寧に刃を研ぐと、本物の包丁が欲しくなった」など、貴重な経験を喜んでおられました。
「金物のまち」と呼ばれている三木市では、包丁のほかにも、稲刈りで使う農作業用品も三木市の刃物は高品質として主要な産業となっています。ぜひ、三木に訪れた際は、本物の刃物をお土産に!
三木市には他にも、たくさんの素晴らしいゴルフ場や、自然の中で冒険できるリゾート施設、おしゃれなカフェなど、老若男女で楽しめるものがたくさん!
出会った方々の優しい笑顔に癒されながら、本物の素晴らしさを目の当たりにできた1日でした。
2025年の大阪・関西万博。
ひょうごフィールドパビリオンのテーマは「Our Field, Our SDGs 私たちのフィールド、私たちのSDGs」いのちや未来へつながる意味を含んだSDGsをそれぞれの立場の人が身近な自分のこととして取り組んでもらいたいという思いが込められています。
2023年には兵庫デスティネーションキャンペーン「兵庫テロワール旅」が開催され、プレキャンペーンは今年の7月1日からスタートしています!
ぜひ、兵庫県の個性豊かな5つの地域へ、食、風土、伝統などに触れ、その先を味わう深みのある旅にお越しください!
▽兵庫テロワール旅 特設サイトはこちら▽
https://www.hyogo-tourism.jp/terroir/
DATA:
◆ 三木市観光協会
◆ ひょうごゴルフツーリズム
◆兵庫テロワール旅 特設サイト
◇ 山田錦の郷
【住所】〒673-1114 兵庫県三木市吉川町吉安222
【営業時間】
山田錦の館:9:30~21:00
にしき亭:9:30~16:00(土日祝は9:30~19:30)
よかたん:10:00~22:00(最終受付 ~21:00)
【定休日】月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日が定休日)
【アクセス】中国自動車道「吉川IC」下車、東へ約1キロ。コンビニ向かいです。
◇ 稲見酒造株式会社
【住所】〒673-0414 兵庫県三木市芝町2-29
【TEL】0794-82-0065
【FAX】0794-82-2215
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】第2・第4土曜・日曜・祝祭日(但し12月は全土曜日営業)
【駐車場】6台
【蔵見学】なし
【酒の入手方法】蔵元で購入、FAX注文、ネット注文(外部サイト)
【試飲】あり
【アクセス】 電車でお越しの方:神戸電鉄三木上の丸駅から徒歩約5分
車でお越しの方:山陽自動車道三木東ICから車で約15分
【URL】 http://www.aoitsuru.co.jp/
◇ 三木刃物製作所
【住所】〒673-0414兵庫県三木市芝町5-6
【TEL】0794-(82)-0067
【FAX】0794-(82)-5218
【URL】 http://www.miki-hamono.co.jp/index.html