丹波篠山は神戸・大阪・京都から車で1時間半、JRだと大阪駅から約1時間。
篠山城とその旧城下町、日本六古窯の一つ「丹波焼」など歴史と文化が息づいており、江戸時代の民謡を起源とするデカンショ祭は、その文化的な価値が高く評価され、2015年に兵庫県で最初の日本遺産に認定されました。ぼたん鍋発祥の地としても知られ、黒大豆、黒枝豆や丹波栗、山の芋等、豊かな食材はグルメ通にも大人気です。
今回、「新しいツーリズム」の一環で実施された「丹波篠山で始めよう。お試し版 “二拠点生活”」に参加しました。
ちょっと興味はあるけど、大丈夫かなという不安の方のためのお試し版です。慌ただしい都会から離れ落ち着いた雰囲気の中での暮らし、リモートワークにも最適です。
歴史ある街並みにおしゃれなお店も沢山!女子旅におすすめ!
昔ながらの城下町、どこか懐かしい里山風景も、あなたの新しい生活の一部になってくれます。歴史ある街並みを散策すると巨大なイノシシのオブジェが目印のぼたん鍋のお店や駄菓子屋さん、着物屋などなど、城下町ならではの町並みに心が癒されます。
古民家雑貨屋では世界各地から集められた商品がたくさんあり、見ているだけでウキウキな気持ちになれます。数ある商品の中から自分だけのお気に入りを探すのも宝探しのようで幸せな気分になれます。
また、まるで忍者屋敷のような思わぬ所から2階に上がると目に飛び込んでくる中庭にも心が癒されます。
地域の歴史や文化を活用した地域開発
「株式会社NOTE」にお邪魔しました。
NOTEは、地域の歴史や文化を尊重し歴史的建築物の活用を起点に地域開発を手掛ける会社です。活用物件の発掘から、改修、事業者マッチングまで一貫して手掛け、篠山城下町では「町全体が一つのホテル」というコンセプトのもと町づくりに取り組んでいます。空き家になってしまった町家などの古民家を改修、店舗や宿泊施設として再生し、地域の活性化に貢献しています。
NOTEが改修した、ゲストハウスKURIYA・KOMEYAはお値段も手ごろで長く滞在しながら丹波篠山を満喫する方にとてもオススメです。壁や柱など自然な感じの古さがインテリアの一部となっていて、照明や明暗のコントラスト、自然が作り出す新たな空間、照明器具一つでこんなに雰囲気が変わるんだなと感動します。
取組の一環で、篠山の食文化を紡いでいこうとする料理人、前川さんのお店「山里料理 まえ川」は、築150年の町家を改修したお店で、篠山の地の食材を使った和の「篠山料理」を提供しています。
篠山で有名なぼたん鍋は味噌ベースが多いですが、まえ川では醤油ベースに猪、キノコ、ネギのダシが効き、そこに柚子胡椒の香りが合わさってさっぱりとした味わいで楽しめます。
丹波篠山にお越しの際は「山里料理 まえ川」でぜひ篠山料理を味わってください。
【問い合わせ】
◇丹波篠山市役所 商工観光課
兵庫県丹波篠山市北新町41
TEL:079-552-1111
◇丹波篠山観光協会
TEL:079-506-1535
◇山里料理 まえ川
兵庫県丹波篠山市立町93
TEL:090-2065-4595
営業時間:LUNCH 11:30~14:00(L.O.13:00)
DINNER 17:30~22:00(L.O.20:00)
定休日:月曜日
【HYOGO!ナビ WEBサイト 関連ページ】