毎月22日に実施、日本最古の神社「伊弉諾神宮」のライトアップ&夜神楽鑑賞
淡路島にある伊弉諾(いざなぎ)神宮は、日本最古の神社です。
こちらに祀られている伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の二神は、『古事記』や『日本書紀』の冒頭の「国生み神話」で、夫婦の契りを結び、日本を生んだとされています。
しかし伊弉諾神宮は、阪神淡路大震災で大規模な被害を受けました。そして、伊弉諾神宮を再建し、この「国生み神話」を大切に守り伝えていくため、地元有志が立ち上がって結成されたのが「くにうみ神話のまちづくり実行委員会」です。
「くにうみ神話のまちづくり実行委員会」では、「国生み神話」をテーマに様々な事業を行っています。その一つが、日本で最初のご夫婦である二神にちなみ、毎月22日の「夫婦の日」に、伊弉諾神宮で執り行われる「夜間特別参拝」。ライトアップと正式参拝、そして神楽奉納という内容です。
境内は、拝殿や正門、大鳥居などがライトアップされ、参道にも約300個のろうそくが灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。
特別参拝は、まず願い事をしたためてお香で心身を清め、語り部の案内により神殿で正式参拝を執り行います。正式参拝の作法なども教えてもらえます。
その後、本殿前の特設舞台で子どもたちが舞う「国生み創生神楽」を鑑賞します。
本当に厳かで、神秘に満ちた時間です。
日本で最も歴史ある神社の神域で過ごす時間に、心が洗われる、身体に力が満ちる感じがする、精神が研ぎ澄まされる、そんな感想を良く耳にします。
お土産に差し上げている「縁満匂玉根付け」(非売品)は、実は勾玉の中に阪神淡路大震災で倒壊した大鳥居のかけらが入っていますので、本物の神聖なパワーを秘めていると思いますよ。
伊弉諾神宮 夜間特別参拝
毎月22日 19:00~20:30(受付開始18:00)
※4月22日は春の例祭のため開催なし
問い合わせ:伊弉諾神宮内せきれいの里 0799-70-1010(営業時間10:00~16:00)
2019年04月03日 17:21 PM
淡路島は、玉ねぎだけじゃなかったんだ!