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秋だけじゃない!煌めく新緑が美しく、絶景が広がる 丹波10ヵ寺「青もみじめぐり」

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  • スポット

私がレポートします!

稿
なっちゃん
女性
30代
兵庫県丹波市
ドライブとゲーム
生まれも育ちも丹波市で、観光関係の仕事をしています。山から眺める景色が好きで、車で山頂まで行けるスポットを探してあちこちドライブしています。最近行った中でお気に入りは、丹波市市島町のある高谷山(横峰山)。山頂にある展望台まで車で行けて、360度大パノラマの絶景が望めます。私はまだ見たことがないのですが、運が良ければ雲海も見えるそうですよ。

紅葉名所で知られる丹波市内の10ヵ寺で『青もみじめぐり』イベント開催
藤や紫陽花が一緒に楽しめるお寺も!開催期間は2023年4月20日~6月30日

 

 

紅葉名所として名高い丹波市内の10ヶ寺が参加した『青もみじめぐり』イベントがスタートしました。
10ヵ寺はいずれも秋になると紅葉を目当てに観光客で大賑わいのお寺ですが、実は春から初夏の「青もみじ」もとってもキレイなんです!しかも「青もみじ」は見ごろが長く人も少ないので、古刹と新緑の美しさをしみじみと味わえて、映え写真も存分に撮れるんですよ。

 

 

『青もみじめぐり』イベントの開催期間は2023年4月20日~6月30日。
期間が長いので、10ヵ寺の中には、一緒に花も楽しめるという一度で二度美味しいお寺もあります。

 

映えスポットいっぱいの「円通寺」
6月は紫陽花も同時に楽しめます

 

10か寺の中で今回は、フォトジェニックな写真を撮るのにおすすめなお寺を紹介したいと思います。
まずは「円通寺(えんつうじ)」です。北近畿豊岡自動車道・氷上ICから車で15分の場所にあり、アクセスも便利。

 

 

「丹波紅葉三山」の一つに数えられる名刹。
ちなみに、「丹波紅葉三山」とは、円通寺・石龕寺・高源寺を指します。

 

 

 

「円通寺」は、秋真っ盛りの時期には、寺の周辺までもが真っ赤に染まるほどで、丹波でも人気の高い紅葉スポットなので、青もみじも迫力があります。
参道からキレイな青もみじが広がり、シャッターを押す手が止まらず、なかなか山門に辿り着きません(笑)
参道には100株ほどの紫陽花も植えられていて、例年6月中旬に開花。6月中旬~7月上旬頃に訪れると、紫、青、ピンク、白といった色とりどりの可憐な花が出迎えてくれます。

 

 

山門に到着!
門の向こうに新緑のもみじが広がっているのが見えます。
山門がフレームのようで、素敵な光景です。

 

 

門をくぐると、放生池という大きな池が広がっています。
池と橋と新緑という組み合わせは、フォトジェニックな写真が撮りまくれます(笑)

 

 

『青もみじめぐり』のイベント期間中は、10ヵ寺すべてで、限定の青もみじの御朱印が頂けます。ちょっと特別な感じが、旅の素敵な思い出になります。

 

 

丹波屈指の紅葉名所「高源寺」
青もみじも見ごたえ十分

 

次は「高源寺(こうげんじ)」です。「円通寺」から車で15分ほどの距離なので、併せて訪れやすいですよ。
「高源寺」は、「円通寺」と同じく「丹波紅葉三山」の一つで、丹波屈指の紅葉名所。とにかく見ごたえのあるお寺で、ここ一か所でも十分に青もみじが堪能できます。

 

 

到着するとまず、惣門を包むように新緑の青もみじが広がっています。

 

 

 

広い境内では約200本の天目カエデが瑞々しい輝きを放ち、本堂や多宝塔と青もみじなど、絶好の撮影ポイントがあちこちに点在しています。

 

 

青もみじの季節なら、雑誌やSNSに度々登場している映える写真がゆっくり撮影できますよ。
境内はかなり広く、急な石階段もあるので、歩きやすい靴が必須です。

 

 

観光&ランチと組み合わせやすい
市内中心部に近い「高山寺」

 

公共交通機関を利用する人には、「高山寺(こうさんじ)」がおすすめです。
最寄り駅のJR福知山線石生駅から約6.5km。駅前から路線バスが出ていますが、本数がとても少ないのでタクシー利用が便利。
市内中心部に近いので、観光やランチと組み合わせやすいです。

 

 

見どころは山門から伸びる参道。
両わきを瑞々しい新緑のカエデが彩り、まるで青もみじのトンネルのようです。

 

 

 

一年中、赤いもみじが楽しめる
全長120mもの藤棚もある「白毫寺」

 

4月下旬から5月上旬に訪れるなら、絶対に外せないのが「白毫寺(びゃくごうじ)」。
藤の名所としてとても有名なお寺なんです。
場所は、舞鶴若狭自動車道・春日ICから車で10分ほど。
山門前には、大きな七福神の石像が並んでいます。

 

 

 

「白毫寺」はちょっとユニークで、春から初夏でも赤いもみじがたくさんあります。

 

 

ノムラモミジという品種で、基本的に一年中、葉が赤いそうです。
初夏に強い日差しが当たると、少し緑がかっていたり、グラデーションも魅力だそうですよ。
新緑の時期でも秋を思わせる写真が撮れるのが、ちょっと面白いです。

 

 

さらに「白毫寺」では、藤の花が楽しめます。
山門をくぐった本堂の右手の広場に広がるのが、幅8m、全長120mもある大迫力の藤棚。さらに上段にも全長70mの藤棚があります。

 

 

 

満開の時期には、可憐な薄紫色の花が辺り一面を彩り、まさに圧巻!!です。
例年は4月下旬から咲き始め、5月上旬が見ごろだそうですが、今年は開花が早く4月末が見ごろになりそうだとか。
長さ1m以上にもなる「九尺ふじ」が有名で、こちらは他の藤より開花が少し遅く、例年の見頃は5月5日~10日頃だそうです。
私は七部咲きの頃しか見たことがないのですが、それでも十分に息をのむほどの美しさですよ。
ゴールデンウイーク中はライトアップも行われるそうです。

 

 

 

今回の撮影は4月中旬だったので、青もみじは薄緑といった色合いですが、これからどんどん緑が濃くなっていきます。
春から初夏まで長く楽しめるので、新緑のもみじめぐりを楽しんでみませんか。
清々しい緑に包まれる旅はきっと、心癒されますよ。

 

<2024年4月18日追記>
2024年度 丹波青もみじめぐり詳細

 

DATA:
◇ 丹波市観光協会
https://www.tambacity-kankou.jp/

 

◇ 円通寺(えんつうじ)
兵庫県丹波市氷上町御油983
Tel:0795-82-1992
拝観時間:8:30~16:30
https://tannbaenntuuji.sakura.ne.jp/

 

◇ 高源寺(こうげんじ)
兵庫県丹波市青垣町桧倉514
Tel:0795-87-5081
入山時間:8:00~16:30(17:00閉門)※10月~3月は8:30~
http://www.kougenji-tanba.or.jp/

 

◇ 高山寺(こうさんじ)
兵庫県丹波市氷上町常楽50-1
Tel:0795-82-1261
拝観時間:9:00~16:30
https://www.facebook.com/tanba.kosanji

 

◇ 白毫寺(びゃくごうじ)
兵庫県丹波市市島町白毫寺709
Tel:0795-85-0259
拝観時間:8:30~17:00
http://www.byakugouji.jp/

 

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掲載日:令和5年4月21日

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