170年以上の歴史がある「西山酒造場」では、お酒が好きな方にもっと日本酒の魅力をご堪能いただけるよう、蔵人が直接案内する『利き酒教室』と『酒蔵見学』を実施しています。
体験場所は西山酒造場にある「主屋」です。瓦ぶき木造二階建ての「主屋」は江戸時代中期の丹波地域の特徴的な住宅様式で、国の登録有形文化財に登録されています。
日本の伝統文化を感じられる建物で、日本の酒文化を楽しみましょう!
中に入ると、日本の伝統的な木造の内装が心を落ち着かせてくれます。店のカウンターは、昔酒造りに使用していた酒樽を再利用し作られました。日本酒文化への愛着を感じられます。さらに、丹波市を訪れた文人・画家たちの俳句や絵も展示されており、歴史の息吹を全身で体感できる場所です。
利き酒教室
利き酒教室では6種類の日本酒と丹波の季節の食材や発酵食を取り入れた月替わりのおつまみのペアリングを楽しめます。
蔵人によるお酒や食材の説明を聞きながら、利き酒を行います。
まず、お酒の色合いを確認します。澄んだ酒、濁った酒もあり、それぞれの色を鑑賞するのも楽しいです。
続いて、香りを一種類ずつ確認します。花、果物、ヒノキなど複数の香りに、嗅覚を研ぎ澄まし、味を想像します。後の試飲が楽しみです。
いよいよ試飲!それぞれに特色があり、違う味わいを楽しめます。飲み方や製法、各酒のエピソードについての話も聞けます。(お酒の銘柄はすべて同じ小鼓です。)6種類のお酒の中に季節限定のお酒もあります。季節により違う味わいを、存分にお楽しみいただけます。
旬の丹波産野菜で作ったおつまみと日本酒のペアリングを楽しみます。
今回は「里芋と冬瓜の酒粕クリーム掛け」、「油揚げの醤油麹添え」、「柿」です。自分の好きな組み合わせを見つけるのも楽しいです。「里芋と冬瓜の酒粕クリーム掛け」は乳製品を一切使わず酒粕で作ったそうです。おつまみは西山酒造場の栄養士が考えて作っているそうで、とても健康的で感動するお味です!
「???」のお酒は、何でしょうか?先ほど味わった5種類のうち、どのお酒かを当てるクイズ方式で楽しみます。学んだ「色合い、香り、味わい」の知識を活用して、当ててみましょう!!
利き酒教室では、お酒の味わいだけでなく、「色合い・香り・お酒のエピソード」など新しいお酒の楽しみ方を発見できます。
酒蔵見学
一年中日本酒を造っている「四季醸造」の酒蔵では見学が出来ます。ゆかりのある文人や画人による句碑や、酒造りに利用する水をくみ上げる井戸を見学できます。
しっかり耳を傾けると、おもしろい話がたくさん聞けますよ。
その他、酒米の田んぼも見学させていただきました。収穫後の時期ですが、山に囲まれて、日光が十分に当たるところです。良い環境で、良い酒米を育てています。
「西山酒造場」では実際に酒造りを行う蔵人が直接案内する『利き酒教室』と『酒蔵見学』ができます。日本酒好きにはたまらない!!ぜひ一度お越しください。
◆D A T A
株式会社西山酒造場
住所:〒669-4302 兵庫県丹波市市島町中竹田1171
電話:0795-86-0331
営業時間:9:00~17:30
定休日:年中無休(お正月三が日を除く)
※天候不順等の理由で臨時休業いただく場合があります。
公式HP: https://kotsuzumi.co.jp/
【体験】
・酒蔵見学
受入時間:13:00~16:30
定員:ご相談ください
お申込:お電話またはお問合せフォーム(3営業日前まで)
参加費:お一人様550円(税込)※SNS割引あり
内容:歴史を感じる敷地内の散策、お酒の試飲、小鼓ロゴ入りのお猪口プレゼント
・利き酒教室
受入時間:13:00~15:30
定員:2~12名(先着順)
お申込:お電話または予約サイト(7営業日前まで)
参加費:お一人様4,950円(税込)
内容:日本酒6種類飲み比べ、丹波の季節の食材や発酵食を取り入れた月替えわりのおつまみ、ノベルティプレゼント
※同行者様向けにノンアルコールプランもございます。
なお、「2023年7-9月の兵庫デスティネーションキャンペーン期間中は、
特別に普段は公開していない登録有形文化財の迎賓館「三三庵」の一室で、『利き酒体験』が実施されます。
https://www.hyogo-tourism.jp/terroir/experience/44/