400年の歴史を感じるタイムトリップ!
但馬の小京都 城下町出石を着物で散策&和菓子体験
大阪・神戸・京都から約3時間。
町並みも人もゆっくりとした時間が流れる日本の小さな城下町 出石(いずし)。
ガイドブックには載っていないレトロなスポットやフォトジェニックな場所へ、地元コンシェルジュと共に着物散策できるツアーがあります!
まずは、ツアー前に「みくら」で昼食を。
出石といえば、皿そば!
出石は、約40件もの蕎麦屋が立ち並ぶ、関西屈指のそば処として知られています。
出石焼の小皿に盛り付けた皿そばを何枚も食べる独特の様式が特徴です。
五枚一組を一人前とし、薬味と徳利に入ったダシでいただきます。
薬味は、ねぎ、わさび、とろろ、卵。
それぞれの薬味を使って様々な味を楽しむのが、出石そばの食べ方!
1.つゆをお猪口に注ぎつゆの旨みを味わう
2.まずそばとつゆだけで麺を味わう
3.次に薬味として葱、わさびでさっぱりと頂く
4.山芋、卵で違った美味しさを味わう
5.最後は、そば湯で締めてごちそうさま
(出石観光協会サイトよりhttps://www.izushi.co.jp/sobahistory/)
食べ終わったお皿は積み上げます。出石では、箸を立てた高さを食べると成人男性の一人前と言われているそう。
さて、腹ごしらえが済んだら、「出石観光案内所」にてツアーの受付を。
受付票では、ニックネームを記入し、案内いただくコンシェルジュと友達のような感覚でまち散策します♪
そんな友達みたいな関係になれる、コンシェルジュ中江さん!
とっても気さくな方で、今でも交流があるお客様もいらっしゃるそう!
受付を済ませたら、「お着がえ処」で着物にお着替え。
まず着物を選びます。この時期に最適な単衣着物(裏地なし)も揃っています☆
男性着物もあり、5色展開・サイズ豊富に取り揃えられています。
着物を選んだら、次は帯選び。
たくさん種類があり迷います。。スタッフの方が、着物に合う帯を数種類出してくれるので、その中から選んでもよし、自分で選んでもよし!
男性用帯もたくさん種類があります◎
選び終わったら、着付け開始。
鞄・髪飾りも貸し出し可能で、簡単に髪も纏めていただけます。
帯、リボン2つ付いていて可愛い♡髪型も良い感じです!
最後に、草履を選んで出発!
草履も多数柄があり、着物に合ったものを数種類選んでいただけます。
和風傘も借りられ、きつい日差しも雨も安心!
まち歩き開始です!
コンシェルジュ中江さんに出石のまちをご案内いただきます。
まずは、「出石酒蔵」できき酒体験。
1708年創業の出石酒造。270年程前に造られたとされる土壁が独特の風情を醸し出している酒蔵です。昔ながらの製法でこだわって作られる「楽々鶴(ささづる)」のきき酒体験ができます。
歴史が宿った趣ある建物の中で、おいしいお酒を頂いた後は、まち歩き。
(写真左:城下町と辰鼓楼、右:出石城跡稲荷参道)
★出石城跡スポット情報はこちら⇓⇓⇓★
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/780
出石は、平成19年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
江戸時代の町割りのまま建物を建てており、古くからの建物も数多く見られます。
ふと見上げると、有子山城跡が見えました。
秋には素敵な雲海が見られるらしいです。絶景!
可愛いマンホールを発見!
出石の象徴「辰鼓楼(しんころう)」が描かれているデザインマンホールが数種類あります。
出石を彩る近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」は、立ち寄り必須!
(ツアーの開始前か終了後の一般見学が可能)
出石永楽館は、明治34年に開館した近畿最古の芝居小屋。
歌舞伎をはじめ新派劇や寄席などが上演され、但馬の大衆文化の中心として大変栄えました。時代の流れとともに一度閉館しましたが、往時の永楽館を懐かしむ声により、44年の時を経て蘇りました。
現在、歌舞伎、落語、狂言など様々な芸能の舞台として使われています。
(歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが出演する永楽館歌舞伎は、出石の一大イベント!)
この日は団体客がいらっしゃり、説明付き見学ができました。
全盛期の大正時代の姿が忠実に復元された大変貴重な劇場機構の説明を聞き、廻り舞台、奈落、花道といった貴重な劇場機構を実際に見て回ることができます。
写真撮影OKです!着物と歴史ある建物、写真映え間違いなしです◎
★出石永楽館スポット情報はこちら⇓⇓⇓★
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/775
そして最後は、メインイベント「町家の旅籠 西田屋にて和菓子作り体験」!
伝統建築の町家「旅籠 西田屋」の1階部分で体験をします。
(旅籠 西田屋は1棟貸の宿泊施設です。詳しくはこちら▶http://izushi-matiya.com/index.html)
今回製作するのは、牡丹と紫陽花の練り切り。(時期によって変わります)
作業しやすいようにたすきを掛けていただき、わくわく!
まずは、牡丹から。
先生に教わりながら、白とピンクの練り切りを合わせてグラデーションを作っていきます。
牡丹の花の部分にくぼみを作り、花粉を乗せ、
成形し葉っぱを付けたら、牡丹の完成!
お次は、紫陽花。
白と紫の練り切りを合わせて、裏漉し器でガクの部分を作ります。
ガクを付けていき、完成させます。これがなかなか難しい!
両方完成しました~!!
私たちの作品と、先生の作品(写真左の中央・写真右)。
やはり見た目の美しさが全然違いますね~素晴らしい職人技。
お抹茶と一緒に自分が作った和菓子を頂きます。食べるのがもったいない!
そして、和菓子体験を教えてくださった「出石 湖月堂」の社長さんのお話も。
創業大正14年。カラーを入れた当時の白黒写真や当時の新聞広告など見せていただき、レトロを感じます。
最後は、作った和菓子1つと湖月堂の伝統菓子 権兵衛餅を持って帰ることができますよ♪
権兵衛餅は、昭和57年、皇太子殿下と同妃殿下が召し上がったそう。
但馬の小京都と言われる、歴史深い出石のまち。
ぜひ出石城下町を着物で散策し、レトロを目いっぱい体験してみませんか?
DATA:
◇着物で体験!城下町レトロツアー
料金:1名様 7,700円(税込)《事前予約制》
所要時間:約240分
予約や詳細情報はこちら▶https://daytrip-izushi.jp/retro-tour/
◇出石観光案内所(いずしトラベルサービス)
兵庫県豊岡市出石町内町104-7
営業時間:10時〜17時30分
TEL:0796-52-4960
◇出石皿そばみくら
兵庫県豊岡市出石町小人129-19
TEL:0796-52-2133
営業時間 / 10:00〜17:00(土・日 10:00〜18:00)※売り切れ次第閉店
定休日 / 不定休
そば打ち体験もあり(https://daytrip-izushi.jp/experience-soba/)
◇出石永楽館
兵庫県豊岡市出石町柳17-2
TEL:0796-52-5300
入館料:大人400円、学生240円、中・小学生以下無料
休館日:毎週木曜日、12/31・1/1
営業時間:9:30~17:00(最終入館時間16:30)
※館内は、公演日・貸館日以外の日に営業しています。ご確認のうえ、ご来館ください。
◇出石観光協会サイト
★「兵庫ならではのルーツや背景、受け継いできた人々の想いを感じられる旅。-兵庫テロワール旅-」★
但馬エリアモデルコースはこちら⇓⇓⇓
https://www.hyogo-tourism.jp/terroir/modelcourse/04/
その他、但馬エリア「クチコミ記事」もぜひご覧ください⇓⇓⇓
『浸かって、飲んで、食べて“源泉”をとことん楽しむ 湯村温泉の「湯がき文化」-兵庫テロワール旅-』