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世界中のチョコレートパッケージを収蔵展示する 「felissimo chocolate museum」が神戸にオープン!

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私がレポートします!

稿
Tourist Information French Desk
女性
30代
兵庫県
海外旅行
Tourist Information Desk(ツーリストインフォメーションデスク)は、兵庫県の魅力を皆様に発信する専門スタッフです。
フランスからの観光客はまだ少ないですが、日本のグルメやサブカルチャーが密かに人気です。
ヨーロッパの皆様にも兵庫の魅力を発信していきます♬

世界50ヵ国500ブランドのチョコレートパッケージ1万2千点が収蔵展示!

~甘いチョコレートの香りと共に楽しむ~

 

神戸市の都心・ウォーターフロントにある新港第1突堤基部に、チョコレートやカカオの可能性を体験できる「felissimo chocolate museum(フェリシモチョコレートミュージアム)」が今年の10月22日に誕生しました!

画像:フェリシモ提供 

現在、ウォーターフロントは再開発がどんどん進んでおり、「felissimo chocolate museum」の隣には、劇場型アクアリウム「átoa(アトア)」を含む「神戸ポートミュージアム」があります。

「átoa」についての記事はこちら→舞台美術やデジタルアートがす融合る次世代の劇場型アクアリウムが神戸に誕生!- 神戸ポートミュージアム『AQUARIUM × ART átoa』-

 

アクセスですが、三ノ宮駅または元町駅から徒歩約20分。

三ノ宮駅からは、KOBEとんぼ玉ミュージアムや神戸市立博物館がある京町筋を通って、元町駅からは大丸神戸や中華街があるメリケンロードを通って、神戸の町並みを楽しみながらてくてく向かいます。また、三ノ宮駅からは今年の4月に新たに運行が開始された「Port Loop(ポートループ)」に乗ると、すぐ近くまでバスで行けます! 


さて、フェリシモの本社1階から、玄関入って右手にある真っ白な階段を上がり「felissimo chocolate museum」へ向かいます。「átoa」と2階部分で繋がっているので、2階にも入り口があります。

 

 

ミュージアムの入り口に近づいていくと、あれ?めっちゃ甘いにおいがする。。

このミュージアムのロゴである“CHOCOLATE“の文字は、”宝石“になぞらえたチョコレートのひと粒ひと粒がイメージされ、ロゴ全体がひとつの”宝石箱“のようになっています。ダイヤモンド・チョコレートは原石・カカオから美しいものに変えられていく行程が似ていることからこのようなデザインになったそう。素敵ですね。

 

 

入って右側が受付、左側がショップになっており、ショップはミュージアムに入館しない方も自由に入れます。気になる商品は後ほど紹介。

 

さて、受付を済ませると早速ミュージアムに入っていきます。

あ、甘い香りの正体が判明しました!


 

こちらの導入部分のお部屋で、カカオ豆の種皮が展示されており、カカオ豆の良い香りが漂っています。さらにイタリアの調香師がブレンドしたアロマも焚いているそうで本当にいい香りです。チョコレートのルーツであるカカオ豆の種皮(カカオハスク)の香りと形状を体感しながら、これから始まるチョコレートの世界へと誘われます。

カカオハスクが入っているオブジェは、アーティスト木村浩一郎氏制作によるもの。原始的なカカオハスクと現代的なオブジェの対比が楽しめます。

香りを堪能して、いざ、チョコレートの世界へ!

 

 

少し低くなった入り口を入ると、ずら~っと並ぶクリエイティビティ溢れるパッケージの数々!

常設展「想いから生まれるパッケージデザイン―小山進クリエイションの軌跡―」です。

「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ小山進氏がこれまで世に送り出してきたチョコレートのパッケージがご覧いただけます。

 

 

ショコラティエとして世界中から注目を浴びている小山氏は、自身が創造したチョコレートと同じくらいの情熱をパッケージにもかけてきました。チョコレートは食べてみないと分からない。だから、パッケージから中身がどんなものなのか想像して手に取ってもらえるよう、パッケージにもこだわってきたそうです。

 

次は、企画展「AMAI―Valerio Berrutiの世界―」です。

イタリアの現代美術家、ヴァレリオ・ベッルーティ氏のチョコレートをテーマにした新作展です。カカオ豆を輸送する際に利用される袋の素材“ジュート“をキャンバスに描かれた作品が展示されています。また、今回の企画展のために、特別にキャンバスとして選んだアルミニウムペーパーの作品もご覧いただけます。

 

 

その隣は、“チョコレートと戯れる”をコンセプトに作られているスペース。

チョコレートに関する本やスライドショーを通して世界のチョコレート情報を知ることができます。

 

 

そしてなんと、こちらの壁面にあるチョコレート...

 

 

外れるんです!!!!!!!

 

 

まさにチョコレートと戯れる空間!どれを外すか迷います(笑)

そしてかなりの写真映え空間♡

 

 

さて、最後はこのミュージアムのメインである、世界中のチョコレートパッケージが保存管理されている展示型「収蔵庫」!

国内外のショコラティエ、チョコレート会社、そして一般の方から寄贈いただいたパッケージが700段に渡って展示されています。
その数、1万2千点!こんなにもの数が集まったのは、まさにチョコレートの力!

 

 

50ヵ国・500ブランドのパッケージが集結しています。自国のパッケージはもちろん、外国のパッケージもとても可愛いく、欲しくなってしまいます。

ショコラティエが可愛い子どもにとびきりの衣装を着せるような想いを込めたパッケージ、贈る人のしあわせを想って選んだパッケージ、そしてチョコレートを贈られた人の喜び。

チョコレートパッケージの数だけしあわせがあり、そんなしあわせが溢れている空間です。

 

 

こちらは、日本を代表する洋菓子メーカー モロゾフの1970~80年代のバレンタイン商品。

当時は、今の義理チョコ・友チョコなどはなく、本命チョコのみだったのでこんな情熱的なハートのパッケージになっています。素敵ですね。

 

 

また、開館記念企画で先着1000名様限定プレゼントが実施されています!

『迷子の猫ちゃんを探して!』

パッケージにある合言葉を出口でこそっとスタッフの方に伝えて、特製ロゴ紙ファイルをゲットしてください☆

 

 

多くのチョコレートパッケージに囲まれたこのスペースでは、チョコレートやそのルーツであるカカオに関する企画展が開催されています。

今回は「The flow of sweet time―FRANCK MULLER 至福の時―」です。

スイスの天才時計師フランクミュラーが、日常の時間の過ごし方のひとつとしてスイーツを愛でる時間や豊かな時を楽しむ空間を提案しています。

 

 

フランクミュラーは、自身の時計作りと通ずることから、日本のものづくりに大変興味を持っており、世界で唯一のフランクミュラーパティスリーを日本に出店しています。

このフランクミュラーパティスリーが手掛ける、贅沢で優雅な時間を楽しむための深く濃厚な味わいのチョコレート菓子の数々が展示されています。

日本で時間をかけて丁寧に大切に育まれてきた様々な素材と、主にヨーロッパで作られるチョコレートとの一期一会の出会いを経て誕生したスイーツたちが並んでいます。

 

 

さて、チョコレートの世界を楽しんだ後は、ショップへ。

あ!先ほどの迷子の猫ちゃんを発見したので、合言葉をこっそりスタッフの方に伝えます。

特製ロゴ紙ファイル頂きました!

 

 

ショップには、ミュージアムグッズを愛する方々にお楽しみいただき長く御愛用いただけるよう、展覧会に関連した限定グッズや図録、オリジナルチョコレートなど、ここでしか入手できないグッズが取り揃えられています。

 

 

そしてこちらのチョコレート3点は、フェリシモチョコレートミュージアム限定のコラボチョコレート。

ミュージアムに入館しなくてもショップだけ入ることもできるので、是非限定チョコ食べてみてください♪

 

 

そして、皆さん!

もし、ミュージアムに展示してほしい素敵なチョコレートパッケージがお家にあれば、寄贈してみませんか?

出口に寄贈ボックスがあるので、是非、あなたの大切なチョコレートパッケージをミュージアムのコレクションのひとつにしましょう!

 

 

 ミュージアムの他には、自社でワインをつくっている都市型ワイナリー(神戸市にある税務署管轄区内で初のワイン醸造所)の「f winery(エフワイナリー)」や、来年にオープンする新しい料理スタイルのレストランがあります。海を眺めながら食事・お酒を楽しめる場所となっています。

 

画像:フェリシモ提供

 海側にはウッドデッキがあり、こちらは誰でも自由に休憩できるスペースです。美しい海と雄大な船を眺められ、港町神戸を存分に楽しめます。

 

 

是非、どんどん開発されているスポット、ウォーターフロントへ遊びに来てください!

 

DATA:
felissimo chocolate museum
神戸市中央区新港町7番1号(Stage Felissimo 2F)
開館時間:午前11:00~午後8:00(日曜日は午後6:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
アクセス:JR「三ノ宮駅」、阪急・阪神 「神戸三宮駅」西口より徒歩約20分/「新港町」バス停下車すぐ
https://www.felissimo.co.jp/chocolatemuseum/

 

Port Loop(ポートループ)
ダイヤ:平日8:52~21:20(19便) 土休日8:25~22:05(21便)
    概ね30分間隔
運賃:大人210円 小児110円 一日乗車券500円
https://www.shinkibus.co.jp/bus/portloop/

 

【HYOGO!ナビWEBサイト関連ページ】
 神戸市のスポット情報はこちら

 

掲載日:令和3年12月24日           グルメ

投稿コメント

  • みほ

    2022年03月10日 13:35 PM

    車椅子はお借りできますか?

  • ひょうご観光本部

    2022年03月14日 17:36 PM

    HYOGO!ナビをご覧くださいましてありがとうございます。
    「felissimo chocolate museum」様では、館内を車イスにて回られることを想定されていますが、施設様の方での車イスのお貸出しはご用意がないそうです。
    詳しくは施設様へ直接お問い合わせくださいませ。

    今後ともHYOGO!ナビをよろしくお願いいたします。

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