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丹波の味覚大集合!栗、小豆、黒豆を使った夢のお菓子。春日局誕生の地から全国へ『夢の里やながわ』

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私がレポートします!

稿
天野
女性
20代
姫路市
神姫観光株式会社に勤めるバスガイドです!お仕事やプライベートで訪れた、おすすめのスポットをご紹介します!

『私のRe-Discover HYOGO』は、私たち神姫観光バスのバスガイドが様々なお店やスポットをオススメ紹介していく企画です。
今回は、丹波市春日にある丹波の味覚をつかったお菓子のご紹介です。

 

歴史ある街で生まれた、丹波の美味しさが詰まったお菓子たち

兵庫県東部にある丹波市に春日局誕生の地として有名な春日という町があります。
緑豊かな町で、山の恵みがたくさん。
今回は、この春日から生み出される、美味しいお菓子たちをご紹介します!



皆さんは、「和のモンブラン」という名前を聞いたことがありますか??
春日にある『夢の里やながわ』の期間限定商品で、『夢の里やながわ本店』、『夢の里やながわ福知山店』、『TAMBAFU-DO東京春日店』でのみ販売されています。
長方形の箱にモンブランがぎっしり詰めてあり、その上に、まるで日の丸弁当のように、丹波栗の渋皮煮が乗っています。
取材時は残念ながら販売期間ではなかったため、カップのモンブランを頂きました!



1番上に丹波栗の渋皮煮が乗っていて、丹波栗ペースト、生クリーム、スポンジ、カスタード、スポンジの5層になっています。
モンブランの主役でもある丹波栗ペーストは、丹波栗を粗めにつぶしてそぼろ状にしたもの。ほろほろとした食感と口いっぱいに広がる豊かな風味が、丹波栗の美味しさをしっかり伝えてくれます。
栗の旨みを邪魔しないようあえて甘さ控えめの丹波産の牛乳と卵で作ったカスタードクリームと軽い食感のスポンジもこだわりポイント。栗の風味をしっかりと感じつつ、全体はあっさりとしていて、甘いものが苦手という方にもオススメです。
『夢の里 やながわ』のこだわりは、丹波で採れた食材を用いて、和洋菓子を作ること。
このモンブランも、丹波栗をはじめ、丹波の味覚をふんだんに使い、「どこを食べても丹波味」が感じられる逸品です。
和のモンブランは、可能な限り手作業、また、より美味しい新鮮な丹波栗を味わって欲しいということで、9月中旬から1月上旬頃までの、期間限定販売となっています。
秋になると、開店前から行列ができ、期間中に本店だけでなんと約2万5000個を売り上げ、福知山店、東京春日店でも一番人気の商品です。
こだわり抜かれた至高のモンブラン、ぜひ皆さんもお試しください。

もう一つの特徴は箱形容器。『夢の里やながわ』の現社長である柳川拓三氏が「和のモンブラン」の栗の風味や色、柔らかさを表現しようと考案したもので、モンブラン以外にも、箱入りティラミスや苺のケーキもあります。その時の季節によって、中身が変わってくるのでぜひチェックしてみて下さい!

今回は、「だいなごん 丹波の苺BOX」を頂きました。







長方形のお弁当箱の中に、苺がぎっしりと入っており、とてもインパクトがあります。さっそく食べてみました!



たっぷりの苺の下には、特製の生クリーム、カスタードとよもぎが混ぜこまれたスポンジ、そして丹波が誇る特産品、大納言小豆の粒餡が入っています。
大納言小豆は全国的に有名で、朝廷にも献上された伝統のある小豆で、実は発祥は、『夢の里やながわ本店』がある丹波市春日町東中なんです。
江戸時代から明治維新にかけて朝廷にも献上され、古くから愛されてきた大納言小豆ですが、特に「黒さや大納言小豆」という品種は、収穫出来る地域が非常に狭いため、質より量を求められた高度経済成長の時代の流れに合わず、生産者がぐっと減っり、2軒の農家さんのみになってしまいました。
しかし、2000年に放送されたテレビ番組内で特選素材に選ばれ、再び脚光を浴びることとなりました。
2001年には、愛子様の御生誕を祝して、約150年ぶりに皇室へ献上され、2016年には秋篠宮悠仁様のご誕生祝いとしても献上されました。現在では、10数軒の農家さんが、黒さや大納言小豆を生産しています。
ところで、「大納言小豆」という名前ですが、大納言とは古の日本の位で、大変高貴な役職になります。
「大納言は、殿中で抜刀しても切腹せずに済むことから、煮ても腹の割れないこの小豆を大納言小豆とする」と、この地方に残る文献に記されています。
地元が誇る特産品である大納言小豆と、旬の苺、生クリームやカスタード、そしてよもぎのスポンジ、それら全てが絶妙にマッチして、こちらもとても美味しかったです! 『夢の里 やながわ』に、そして丹波に春の訪れを告げるスイーツです。
こちらも本店、福知山店の2店舗のみの期間限定販売になっています。2021年は3月1日より販売がスタート。ぜひ、チェックしてみてください!
今回、お話を伺った『夢の里やながわ』の秋山さんに、おすすめの商品3つを教えて頂きました!!

まず1つ目!



表面に「丹波伝心」と書かれた、生どら焼きです。
丹波大納言小豆を使用して、自社工場にてどら焼き専用のつぶあんを作り、店舗併設の工場で焼き上げられています。
半生タイプだからこそ味わえる、しっとりふわとろなどら焼きです。
一番美味しい状態で食べてほしいということで、朝、焼きたてが出され、こちらも数量限定のためすぐに無くなってしまうそうです。



15時すぎにお邪魔したときには、あと一つしかなく、最後の一個を無事ゲット出来ました! 賞味期限は2日あります。
ただ、焼きたてに近ければ近いほど美味しい、との事でしたので、出来るだけ早めに召し上がられるのをおすすめします。是非、チェックしてみてください。

2つ目のおすすめは、最中です。



皮の表面に「丹波大納言 春日局」と表記されています。
この、「春日局」という文字は、サントリーウイスキーの「響」や、2004年の大河ドラマ「新撰組!」のロゴを書かれた丹波市出身の書家、荻野丹雪さんによるもの。
丹波ならではのお菓子ということで、お土産に買われる方が多いとのこと。もちろん、丹波大納言小豆使用で、とてもおいしい逸品です。

3つ目のおすすめは、食べるとたちまちバターの風味広がる、美味しいサブレです。
サブレの食感と、味の決め手となるのは、バターの中に含ませる空気の量。空気を入れすぎるとボロボロと崩れ、逆に空気を入れないと固い食感になるため、製造の際は、常に手と目で確認が必要なのだそうです。
微々たる差でも大きく違いが出てしまう。熟練された職人さんだからこそ、なせる技ですね。
このサブレは、「安全」・「美味しさ」・「栄養バランス」の3つの要素を満たした、選ばれた商品にのみ付けられる、「服部認定マーク」が付いています。
日本を代表する料理評論家であり、現在は食育推進事業や和食文化普及事業なども手掛ける服部幸應さんが、美味しい、正しい「食」の選択がより分かりやすく、簡単になるようにと、作られたのが「服部認定マーク」です。



こちらは、サブレではなく服部幸應さん認定商品の丹波黒大豆の煮豆ですが、黄色のシールが貼られています。これが、服部認定マーク!
服部マークが付けられた商品は全国にありますが、なんとこの『夢の里 やながわ』では11の商品が認定を受けています。その一つがこの贅沢サブレ。服部幸應さんも認めた美味しいサブレ、ぜひ食べてみてください。
最後に、ご紹介するのは、『夢の里やながわ』の人気商品の一つ、バウムクーヘン。



「丹心バウム」という名前で、ソフトタイプとハードタイプの2種類ありますが、特にハードタイプは、「今までに食べたことがない食感が楽しめる」と人気です。
その最大の特徴は、すばり材料です。
本来は小麦粉で作るバウムクーヘンですが、「丹心バウム」では小麦を一切使用せず、丹波産のもち米を使って作っています。丹波のもち米は非常に粘りが強く、噛めば噛むほど甘みが増します。
その粘りは、バウムクーヘンとして焼いた後も続き、噛んだ瞬間に、モチっとした食感が広がります。これが、「今までに食べたことがない食感」の秘密です。また、焼き方にもこだわりがあり、遠赤外線によって焼き上げることで、外はカリッ、中はモチっとした食感になります。
ハードタイプの「丹心バウム」は、黒豆きなこ味と、黒豆醤油味の2種類があります。きなこもお醤油もお餅の味付けに用いられますが、もち米から作る「丹心バウム」にももちろんよく合います。口に入れた瞬間、きなこやお醤油の風味を感じ、噛むと丹波産のもち米の甘さと香りが広がります。「丹心バウム」は、素材だけでなく形にもこだわりがあります。



この一風変わった見た目は、丹波地方に伝わる伝統工芸、丹波立杭焼をイメージしたもの。味や素材だけでなく、形からも丹波を感じて頂けるようにとの想いが込められています。
そのこだわりの形を楽しめるよう、クリアケースに入れて販売されていて、こちらもお土産にぴったりです。このデザインを見ながら、丹波立杭焼について話してみるのも楽しいと思います。
さて「丹心バウム」は、その美味しさ、デザインから様々な賞を受賞、また多くのメディアにも取り上げられています。丹波の心がこもった逸品、こちらも是非チェックしてみてください!

 
さて、様々な商品をご紹介しましたが、それら全てに共通しているのが、丹波の特産品を最大限に生かしているということ。丹波にはさまざまな特産品がありますが、丹波栗は秋にしか採れず、黒豆は年末年始など、食べられるシーズンが限られます。どうしたら、もっと多くの人に丹波の特産品の美味しさを伝えることが出来るだろう。もっと日常的に、丹波の味覚を楽しんでもらいたい。子供から大人まで愛されるお菓子ならば、丹波の味を全国へ届けることが出来るだろう、そう思い始まったのが、お菓子作りだったそうです。
幸いにも、大納言小豆や丹波栗、黒豆などの素材の他に、美味しい卵や牛乳、小麦粉、イチゴやブルーベリーなど、周辺には様々な丹波の味覚がありました。これらを含め、細かいところまで丹波産にこだわって、一つ一つの商品が作られています。 
このこだわりのお菓子達は、『夢の里 やながわ本店』、『夢の里 やながわ福知山店』、そして2018年東京にオープンした『TANBA FU-DO東京春日店』で、購入できます。東京春日店は丹波の味覚を全国に発信する拠点となっています。
この、東京店と丹波にある本店を繋ぐキーワードは「春日局」です。春日局は、本店がある丹波市春日にて誕生。幼少期を春日で過ごし、成人後江戸城にて徳川幕府三代将軍徳川家光の乳母となり大奥の礎を築きました。
その晩年を過ごし、菩提寺となった麟祥院のあるのが、今の東京都文京区。春日局に由来する「春日通り」という通り沿いに、『TANBAFU-DO東京春日店』はあります。
春日局が繋いだ縁は、丹波と東京を結ぶかけはしになっています。
『TANBAFU-DO東京春日店』は物販のみですが、本店、福知山店ではカフェスペースが併設されています。季節に応じて、限定メニューもありますのでこちらも要チェックです!



テラス席もあって、綺麗に整備されたお庭を見ながら、ゆったりと過ごすことが出来ます。





丹波の味覚を最大限に生かした夢のお菓子達に会いに、ぜひ、お店に足を運んでみてください!!

 

せっかくなので、春日局ゆかりの地を訪ねてみました。『夢の里やながわ本店』から少し足を伸ばすと、興禅寺があります。興禅寺は、春日局誕生の地と伝えられていて、産湯井戸が残されています。

 





背後には、標高356mの猪ノ口山がそびえています。この猪ノ口山の山頂には、見事な石垣が残る黒井城跡があります。
黒井城は建武2年(1335)、赤松貞範が山頂に簡素な城を築いたことからその歴史が始まり、その200年後、戦国時代に入った天文23年(1554)、当時の城主荻野直正が大改修を行い、規模雄大な戦国の城を築き上げました。この時代、平時には城主は山麓の下館に住んで軍事や政務を行い、戦いが始まると山城に篭って戦うのが通常でした。
その下館が、現在の興禅寺です。そのため、お寺の周りにはお堀が巡らされ、白いねり塀と石垣に囲まれており、興禅寺は一見するとお寺らしからぬ、まるでお城のような外観をしています。

 

戦国時代の後期、天正7年(1579)に城主となった斎藤利三の娘として、春日局は興禅寺にて誕生しました。昭和64年(1989)には、大河ドラマ『春日局』が放送され、ゆかりの地であるここ春日も、かなり賑わったようです。今でも、黒井城跡は秋になると美しい雲海が望める人気のスポットで、多くの登山者で賑わっています。興禅寺の山門前には、そんな登山者の方や、興禅寺に訪れた方が休憩出来る施設がありました。





たくさんのパンフレットや、春日局を紹介するパネルなどがあり、すぐ隣にお手洗いもあるので、休憩には最適な場所です。


DATA:

夢の里やながわ
夢の里やながわ| 株式会社やながわ
兵庫県丹波市春日町野上野920
Tel:0120-928-522
https://tamba-yanagawa.co.jp/

 

興禅寺
兵庫県丹波市春日町黒井2263
Tel:0795-74-0019
https://www.tambacity-kankou.jp/members/detail.php?id=6

 

【HYOGO!ナビWEBサイト関連ページ】
 丹波市のスポット情報はこちら

掲載日:令和3年10月20日

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