外湯めぐりの名所がリニューアルオープン。
北近畿豊岡自動道の延伸で、京阪神からより便利に。
2020年、城崎温泉は開湯1300年を迎えました。
今から1300年前の720年、僧侶の道智上人(どうちしょうにん)が難病の人々を救うために修行を行った末、温泉が湧出し城崎温泉が開かれたそうです。
開湯1300年の節目を迎えた今年、城崎温泉の町は「1300年」記念の暖簾や行灯で彩られ、スタンプラリーも実施されています。
1300年記念の酒やスイーツなど、限定のお土産も販売されています。
城崎温泉は古き良き温泉情緒があふれる町でありながら、常に新しいスポットや店がオープンし、変化し続けているのが最大の魅力だと思います。
そこで今回、ニューオープン情報を中心に城崎温泉街をご紹介します。
まず、2020年11月2日、7つの外湯の一つ、「御所の湯」がリニューアルオープンしました。御所を模した威風堂々とした外観で、別名「美人の湯」です。
※城崎温泉観光協会提供
以前は内湯と露天に分かれていましたが、一つの大きな全面露天風呂になりました。
早速行ってきたのですが、以前あった屋根が取り払われ、開放感が格段にアップ。山や滝を眺め、ひんやりした風を感じながら、ゆっくり名湯に浸がれます。
外湯めぐりには、外湯1日券「ゆめぱ」がお得です。
7つの外湯に入り放題で、大人1,300円。各外湯の窓口で誰でも購入できます。
2020年10月末には城崎温泉駅前に、たまごパンの店「たまご専門 本巣ヱ(もとすえ)」もオープン。
地元でこだわりの卵として有名な「岡ちゃんたまご」を使用したたまごパンは、ふんわりしっとりの食感と濃厚な風味が評判で、連日行列ができる人気ぶりです。
現在販売されているのは3種類。「たまごパンプレーン」「ミルククリーム」、そして手持ちサイズで食べ歩きにぴったりの「はさけるパン」です。売り切れ次第終了なのでご注意を。
『TERME(テルメ)』は、2020年3月にお目見えしたワインと日本酒が楽しめるお店です。
こちらでは季節に合わせたお酒と、お酒に合うたくさんの料理が揃っています。
2019年5月には、フレーバーティーの専門店「城崎茶宴 ちゃの湯」がオープン。
地元の茶葉を用い、城崎、出石、コウノトリなど但馬ならではの物語のあるフレーバーティーが約20種類揃っています。“体験型”がテーマなので、試飲しながら好みの茶葉が選べます。
こちらのお店の「椀茶」450円は、1カップで3杯のお茶が楽しめるので、散策のお伴に最適です。カップの中に独自製法の茶葉入りティーパックが入っていて、お店に戻ってお湯のお代わりができる仕組み。一般的なティーパックより茶葉の量が多いそうで、1煎目から3煎目まで、移り変わるお茶の味わいが楽しめますよ。
お茶請けに、ほうじ茶ロール390円も人気です。
2018年秋にオープンしたのが、素泊まりの館にカフェ&ギャラリーを併設した「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」。「グッドデザイン賞」も受賞したモダンでオシャレな建物は、元は城崎消防署だったんですよ。
アートな空間が魅力的な店内では、コーヒーやホットドックなどが頂けます。
2020年11月1日には、北近畿豊岡自動道が延伸され、「但馬空港IC」が開通しました。但馬空港ICから城崎温泉までは車で約25分。
京阪神方面からのアクセスがより便利になったので、日帰り旅でも十分に城崎温泉が満喫できると思います。
≪問い合わせ先≫
◇ 城崎温泉観光協会
Tel:0796-32-3663(受付時間:午前9時〜午後5時)
https://kinosaki-spa.gr.jp/
◇ たまご専門 本巣ヱ(もとすえ)
兵庫県豊岡市城崎町湯島97
Tel:0796-32-0755
https://motosue-tamago.com/
◇ TERME(テルメ)
兵庫県豊岡市城崎町湯島471
Tel:090-5240-9710
https://www.instagram.com/terme.kinosaki/
◇ 城崎茶宴 ちゃの湯
兵庫県豊岡市城崎町湯島671-1
Tel:0796-32-0055
https://www.chano-yu.jp/
◇ UTSUROI TSUCHIYA ANNEX
兵庫県豊岡市城崎町湯島584-1
Tel:0796-32-2045
https://utsuroi.co.jp/
【HYOGO!ナビ WEBサイト 関連ページ】
◇ 城崎温泉のスポット情報はこちら
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