歴史・背景
【官兵衛とのかかわり】 湯山館(湯山御殿)は、秀吉が有馬に逗留する際の館で、有馬温泉の中にあります。官兵衛が有岡城主・荒木村重によって1年間幽閉され、救出されたときには手足が萎えて動けなかったのを、有馬温泉での湯治によって回復しました。
この石垣は、自然石だけを用いる野面積(のづらづみ)と呼ばれる石積みで、秀吉の活躍した16世紀後半の天正~慶長年間にみられる特徴的な石垣づくりの技術です。石垣の上面は帯曲輪と呼ばれる幅の狭い平坦面となっており、周囲には、多聞塀と呼ばれる長屋づくりの塀や、隣の部分には隅櫓状の建物の跡が確認されています。
このお城ののみどころ
秀吉が有馬に逗留する際の館、湯山館跡(湯山御殿)は、有馬温泉街に存在します。現在は資料館になっています。温泉街の中にあり、見学も可能な珍しい城郭遺構です。
湯殿館の向かいには念仏寺があります。
太閤の湯殿館の中では、当時の遺構をそのまま露出展示しています。石垣造りの風呂は、当時は湯船のある岩風呂でした。
本岡氏の詳しい訪問コメントはこちら
http://www.siromegu.com/castle/hyogo/yuyama/yuyama.htm
住所 | 〒651-0141 神戸市北区有馬町1642 |
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営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 毎月第2水曜日 |
料金 | 無料 一般200円、児童及び生徒100円 |
駐車場 | なし 神戸電鉄 有馬温泉駅下車 南西へ徒歩8分/六甲有馬ロープウェー 有馬駅下車 北東へ徒歩10分 |
TEL | 078-904-4304 |
外国語対応
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