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豚饅頭発祥の地「老祥記」で豚まんづくり体験

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私がレポートします!

稿
兵庫県庁に出向中の現役CA 
女性
30代
大阪府
サーフフィット
ANAから兵庫県観光振興課に出向中の現役CAです。出身は兵庫県たつの市です。兵庫五国の魅力を探りながら、地元の通な情報や行ってみたい兵庫のおすすめ観光スポットをご紹介します。CAといえば、各地の美味しいものを知り尽くしたグルメ!旅の楽しみに欠かせないグルメ情報も発信していきたいと思います。

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◇現役ANA CAがおすすめする!兵庫の観光スポット特集シリーズ◇

ANAより兵庫県庁に出向中の現役CAが、兵庫五国の魅力を探りながら、おすすめ観光情報をご紹介します。食と文化のルーツを知る、食べる、体験する“兵庫テロワール旅”に出かけてみませんか?

第1弾は、『豚饅頭発祥の地「老祥記」での豚まんづくり体験』をレポート

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日本三大中華街の一つ、南京町。その中でも行列が絶えず一際目を引く店、それが「老祥記」です。

兵庫デスティネーションキャンペーン プレキャンペーン特別企画として、人気店「老祥記」で豚まんづくりが体験できます。今回は、体験の様子をレポートします。

 

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豚まんづくり体験会場は南京町広場近くの曹家包子館。老祥記の広場を挟んで斜め向かいにある店舗です。曹家包子館は老祥記プロデュースの新しい包子のお店で、こちらでは椎茸豚肉包を販売しています。椎茸ではなく松茸入りの豚まんを販売していたこともあるのだとか。具は違いますが、皮は老祥記と一緒!ぜひ、こちらの椎茸豚肉包もご賞味下さい。

 

 

豚まん作り体験の前半は四代目・曹祐仁氏から南京町や老祥記の歴史や美味しさの秘密について伺います。普段、なかなか聞くことのできない話に参加者の皆さんも興味津々!

 

 

老祥記は1915年に開店し、日本で初めて「豚饅頭」を販売しました。生地の一番重要な材料「麹」を初代・曹松琪氏が上海から持ち込み、日本人に合わせた少し小ぶりなサイズ、醤油のきいた日本人好みの味つけの豚まんを作りました。

 

 

『おいしさの秘密①皮』

老祥記の豚まん最大の特徴は、皮!強力粉100%と、イーストではなく門外不出の麹を使って生地を発酵させることでモチモチの皮に。生地の2%を使わず保管し翌日の仕込みで使う、これを繰り返すことで代々麹を受け継いできたそう。

唯一無二の皮の秘訣は「麹」でした。

 

『おいしさの秘密②具』

具は特製国産合い挽きミンチと九条ネギ、味付けはシンプルに醤油のみ。神戸の老舗精肉店「森谷商店」から仕入れた良質の豚肉と牛肉の合い挽きミンチを使っています。ミンチから出る適度な脂とうまみがモチモチの皮とマッチすることで最高の味を演出します。風味を引き立て、肉の臭みを消すために九条ネギ(青ネギ)を使うのも老祥記流!味付けは日本人に馴染みのある醤油味に。

 

『おいしさの秘密③包む』

老祥記の豚まんは丁寧に一つひとつが職人さんの手包み。

老祥記では1日13000個の豚饅頭が作られます。1分間に8個包む試験に合格すれば晴れて正社員になることができるそう。熟練の職人さんは1分間に13個も包むことが出来るのだとか!

生地の端を指でつまみあげて包んでいくと綺麗な渦巻きの模様になります。

 

 

老祥記について参加者の皆さんの理解が深まったところで、実際に豚まんづくりを開始。

具を皮で包む作業を体験します。四代目・曹祐仁氏のデモンストレーションで出来上がった豚まんの美しさに歓声がわきました。

 

 

 

生地を指で円形に広げて具をのせ、生地の端をつまみ上げて包んでいきます。左手と右手を上手く連動させて回転させて包むのがとても難しい!毎回、何個かは芸術的な形の豚まんが生まれるのだとか、、。

 

 

 

蒸籠に入れ、待つこと7分。

ほかほかの豚まんが蒸し上がりました。どれが自分が作った豚まん?という心配はご無用です。番号札で管理されている為、自分が包んだ豚まんがどれか分かるようになっています。

 

 

自分で包んだ豚まんの美味しさは格別!出来たてを皆さん美味しそうに召し上がっていました。

 

 

今回は人数が多かったこともあり、豚まん作りと厨房で生地を見学するグループに分かれ、交代で体験しました。

普段入ることの出来ない厨房に入ることができ、代々受け継がれてきた麹を使った生地を間近で見る貴重な体験ができました。

 

体験者の方々に感想を伺ったところ、「自分で作るからこそ、おいしさが増した」「包むのが難しかったが楽しかった」「お店の方が優しく、包み方のコツを教えてくれてわかりやすかった」などの声を頂きました。

「老祥記」の歴史や美味しさの秘密について学んだからこそ、いつもとは違う感覚で豚まんを味わうことができたのではないでしょうか。

 

南京町の店舗「老祥記」では職人さんが心を込めて作った出来たての豚まんを味わうことが出来ます。南京町の異国情緒あふれる雰囲気を感じながら、食を味わうテロワール旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

 

兵庫DCプレキャンペーン特別企画『豚饅頭発祥の地「老祥記」での豚まんづくり体験』は9月まで実施中です。

 

※既に満席の日もございますので、どうぞご容赦下さい。

 

詳しくはHPをご覧下さい。

◇神戸観光局「兵庫DCプレキャンペーン特別企画予約サイト」

https://hyogodckobe.book.ntmg.com/

◇「兵庫テロワール旅」公式サイト

https://www.hyogo-tourism.jp/terroir/

 

◇老祥記

住所:神戸市中央区元町通2-1-14

電話番号:078-331-7714

定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

アクセス:JR神戸線ほか元町駅より徒歩5分

HP: https://roushouki.com/

 

◇曹家包子館

住所:神戸市中央区元町通1-3-7

電話番号:078-331-7726

定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)

アクセス:JR神戸線ほか元町駅より徒歩5分

HP: http://www.roushouki.com/paotukan/

 

 

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