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夏季企画展「ひょうご発掘調査速報2024」

  • 播磨
  • 展覧会

令和5年度に兵庫県教育委員会が実施した発掘調査と、出土品調査によって刊行した報告書から最新の成果を公開します。
併せて、ひょうご五国のうち、但馬地域を取り上げ、古代官衙(役所)に関連する遺跡を中心に地域の歴史や特徴を示す資料を紹介します。

*画像解説
・1枚目について
古代の役所で使われた公文書の巻物軸(豊岡市深田遺跡)
弘仁四年(813年)など平安時代の年号が記された巻物の軸。
但馬国を管理する役所(但馬国府)跡の近くから見つかりました。役所の仕事は今も昔も文書事務が基本です。巻物にして保管された文書には木の軸をつけ、上に飛び出た部分に年号や内容の見出しが書かれました。〔兵庫県指定文化財〕

・2枚目について
古代寺院の巨大な柱(香美町長見寺廃寺址)
直径60~70㎝もある巨大な柱。
地元では孝徳天皇(596~654年)の子孫にまつわる長見寺の伝承が語り継がれていましたが、発掘調査によって、その場所が判明しました。東大寺南大門の柱(径約1m)には及びませんが、遺跡の発掘で見つかる柱は太くても40㎝くらいなので、その大きさに圧倒されます。
〔初公開〕

開催日 2024年7月13日(土)~2024年8月25日(日)
開催場所 兵庫県立考古博物館
開催時間 9:30 ~ 17:00(入場は16:30分まで)
定休日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)
アクセス JR土山駅南出口から「であいのみち」を徒歩約15分
山陽電車播磨町駅から喜瀬川に沿って徒歩約25分
料金 大人 200円 大学生 150円 高校生以下無料
問い合わせ先 兵庫県立考古博物館
TEL 079-437-5589
H.P https://www.hyogo-koukohaku.jp/
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