淡路島の絶景を巡るドライブでリトリート

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淡路島の絶景を巡るドライブでリトリート

瀬戸内海東部に位置する淡路島。車で関西国際空港から約1時間30分、新大阪駅からは約1時間で明石海峡大橋を渡れる。小さな島でありながらもアクセス抜群で、多数の観光スポットが点在することから、近年多くの観光客が訪れる人気エリアだ。車があれば 4時間ほどで一周できてしまうこの島はドライブにもうってつけ。今回はそんな淡路島のおすすめスポットをご紹介。

 

 

淡路島へのドライブで海峡を渡ったら、まず行ってみたい迫力のスポットが”ニジゲンノモリ”

 

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「明石海峡大橋」からの眺望を楽しみながら橋を渡り、「淡路IC」を下りて約3分とアクセス抜群の巨大テーマパーク「ニジゲンノモリ」。

ゴジラ、ナルト、ドラゴンクエストと、今や世界に誇る分野となった日本のアニメや漫画にゲーム。これら”二次元コンテンツ”の世界観を、五感を使い、体を動かしながら体験できる、純日本産のアニメパークが「ニジゲンノモリ」だ。最新テクノロジーを活用し、まるで作品の中へと迷い込んだような錯覚を起こすアトラクションや、コンテンツの世界観を踏襲したアクティビティが充実。”画面や紙面が森全体に広がる場所”で、ここにしかない二次元体験を味わえる。

 

  

西海岸の絶景をドライブで攻めるなら、Awaji Chef’s gardenで島の美食を手に入れよう

 

 

カラフルな可愛いエリアで食べるのはもちろん、テイクアウトもできるので、ドライブのおやつを手に入れよう。

 

古くから「御食国」として、朝廷に数々の食材を納めてきた淡路島。現在でも、淡路島ブランドは全国にその名を轟かし、食の魅力が溢れている。そんな淡路島で絶景を眺めながらグルメを堪能できると今話題のスポットが、「Awaji Chef’s garden」だ。淡路ICから南へ車で約10分、「淡路西海岸」にヨーロッパの町並みを彷彿させるカラフルな建物が見えてくる。ここでは全国各地のシェフが集結し、腕によりをかけたシェフ自慢の料理をご用意。玉ねぎや地鶏など淡路産の食材を生かした一品がたくさんある。海鮮丼に淡路島バーガー、ラーメン屋、ステーキ重、スイーツ、ドリンクまで、多彩なジャンルの料理を楽しむことができる。

 

 

淡路島を見下ろす天守閣、洲本城跡の展望台からの眺めは必見

 

天守は元々あるものではなく、昭和3年に建てられた模擬天守で、模擬天守としては日本最古。

 

洲本の町や大阪湾を一望できる絶景スポット。

 

1526年、三好氏の重臣安宅氏の築城に始まった城で、歴史ある石垣と絶景が自慢の城跡。標高133メートルの三熊山の山頂にあり、日本でも珍しい石垣を見ながら山登りを楽しむと、たどり着いた山頂の天守台からは洲本市街や遠くに大阪湾が一望できる。心地良い風に包まれながら淡路島のロマンを感じられるスポットである。

 

 

洲本温泉でリトリートな夜を

 

温泉地では、鯛や鱧、河豚など新鮮な海の幸と、淡路牛、玉ねぎに代表される里の幸など、グルメも楽しめる。

 

城下町として栄えた洲本市街地にある淡路島最大の温泉地「洲本温泉」。オーシャンビューの露天風呂などが魅力の老舗高級旅館などが海岸線に立ち並ぶ。泉質は弱白色でアルカリ性単純温泉で、肌がしっとり滑らかになり湯冷めしにくいのが特徴だ。

 

洲本の宿泊の予約

 

         

 
 
 

人形浄瑠璃は鑑賞だけでなく、バックステージも見て学びを深めたい

 

このモダンな建物が「淡路人形座」。

 

淡路人形浄瑠璃の人形は、三人遣い(さんにんづかい)で操作される。主遣い(おもづかい)、左遣い(ひだりづかい)、足遣い(あしづかい)の三人が一体となって人形を動かし、精巧で生き生きとした演技を実現するのが見所。

 

淡路島には江戸時代から昭和の初めまで大小あわせて40あまりの人形座があった。その内の一つ、吉田傅次郎座の道具類を淡路人形座が継承し、公演をしている。500年以上の歴史を持つ淡路人形浄瑠璃は時代と共に古いものを残しつつ、新しいものを加えながら、その本質は変わることなく継承されている。

力強い義太夫の語り、腹の底に響く三味線の音色、豪快さの中に繊細さが光る人形の動き、その一つ一つの魅力を存分に感じられるはず。

 

 

大迫力のうずしおクルーズに感動!

 

うずしおの出現は自然現象なので、クルーズ船の時刻表を確認してから行こう。

 

淡路島の旅で外せないのが、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモアナローと並んで、世界三大潮流の1つに数えられる鳴門海峡。

世界最大級のダイナミックな渦潮を船から間近に見学できるツアーがある。

春と秋の大潮時には、直径20mにもなる大渦が出現。迫力あるうず潮を見るには、潮流の速い大潮が良いとされているので、クルーズの時刻表をチェックして出かけたい。

 

 

淡路島のおいしい・かわいいが詰まった「うずの丘大鳴門記念館」

 

巨大な”たまねぎ”のオブジェ『おっ玉葱』。向こうには大鳴門橋と鳴門海峡が望める絶景スポット。

 

 

淡路島の西南端、丘の上に建つ施設は、1985年大鳴門橋の開通と同年にオープン。淡路島の海をテーマにしたデジタルアートを楽しめる[うずしお科学館]をはじめ、たまねぎキャッチャー、巨大オブジェ・おっ玉葱、たまねぎカツラなど、玉ねぎをテーマにしたユニークな企画を発信中。行列の絶えない[淡路島 丘の上の牛乳パン]、[淡路牛肉巻きハンバーグ 今日は肉の日]のほかに、人気の[絶景レストラン うずの丘]では、眼下に広がる景観と島のごちそうを堪能できる。そのほかにここでしか購入できないお土産や、全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位を受賞した話題のバーガー店など、目が離せない施設だ。

 

南あわじの宿泊の予約

 

         

 
 
 

四国最終日は南あわじの温泉郷でリゾート気分を満喫

 

大鳴門橋からほど近い場所に位置する温泉郷にはリゾート感のあるホテルがたくさんある。

 

南あわじ温泉郷は、兵庫県の最南端に位置する淡路島らしさが凝縮した温泉郷。個性豊かな6つの泉源があり、美白効果、神経痛、冷え性など、泉質によりそれぞれ異なる効能が楽しめる。”島の湯”を堪能すれば、淡路島の魅力をより深く理解できるに違いない。

 

 

鳴門橋を渡って次の目的地、四国へ

 

 

車道下には海上遊歩道もあるので、少し車を止めて散歩するとよい。

 

鳴門大橋は兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市を結ぶ全長1,629mの橋。四国の旅の入り口、徳島へはすぐそこだ。

 

  

兵庫県へのアクセス

 

兵庫県には、東京、大阪、京都から新幹線(JR)でのアクセスが可能。
また飛行機で関西国際空港も便利。空港から新神戸へはリムジンバスがある

 

関西空港交通(リムジンバス)

https://www.kate.co.jp

 

今回の記事で紹介した淡路島は大阪から車で約1時間。また、淡路島のあとに大鳴門橋を渡り、四国への旅もおすすめ。

 

本州四国道路高速道路株式会社

https://www.jb-honshi.co.jp/english/customer_index/

 

 

 

ニジゲンノモリ

兵庫県淡路市楠本2425番2号 兵庫県立淡路島公園内

Tel:0799-64-7061

営業時間:平日 10:00~22:00、土日祝 10:00~22:00

定休日:なし

 

"Awaji Chef’s Garden

住所:兵庫県淡路市野島大川57-3

Tel:080-8177-4501

営業時間:11:00~20:00(天候により変動あり)

定休日:店舗により異なる

 

 

洲本城跡

兵庫県洲本市小路谷1272-2

営業時間:常時見学可能

定休日:なし

 

 

淡路人形浄瑠璃館

兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先

Tel:0799-52-0260

営業時間:9:00〜17:00

定休日:毎週水曜、他臨時休館あり(要問合せ) 

 

路島観光協会

Tel:0799-22-0742

 

 

うずしおクルーズ

TEL:0799−52−0054

料金:大人2,500円、子ども1,000円

*予約はインターネットのみ

 

 

うずの丘 大鳴門橋記念館

兵庫県南あわじ市福良丙936-3

Tel:0799-52-2888

営業時間:9時00分~17時00分