全国有数の花名所・ヤマサ蒲鉾本社工場の「蓮の花苑」が開園
姫路で大人気の「城下町どっぐ」や出来立て蒲鉾も食べられます
初夏の絶景フォトスポットを紹介します。
姫路市夢前町のヤマサ蒲鉾本社工場内北側にある「蓮の花苑」。
広大な蓮池がある全国有数の蓮の花名所で、地元民だけでなく県外からも多くの人が訪れます。私もほぼ毎年写真を撮りに出かけていて、記事内の蓮の写真はすべて私が以前に撮影したものです。
2024年の開園期間は6/1~7/31(例年6月上旬~7月下旬公開)。
「蓮の花苑」へ行くには、工場敷地内の「夢鮮館」前に車を停め、カラーコーンの看板を目印に300mほど北へ歩きます。
駐車場も、「蓮の花苑」の入場も無料です!
ピンクとグリーンが一面に広がる蓮畑はなんと約12,000㎡もの広さ。こちらでは6種類の蓮が丹精込めて育てられているのだそう。
品種によって見頃が少しずつ異なるので長い間、蓮の花が楽しめますが、満開の時期は年によってだいぶ違います。公式ホームページやインスタグラムのアカウントで開花状況がほぼ毎日発信されているので、チェックしてからのお出かけが良いと思います。
鮮やかなピンク色の花びらが特徴の「大賀蓮(おおがはす)」や、ころんとした形が愛らしい「美中紅(びちゅうこう)」など、それぞれの違いを観察してみてくださいね。
こちらの美中紅、まるで中から発光しているように見えませんか?蓮は仏教で極楽浄土に咲く花、と言われているそう。神秘的なたたずまいにうっとりしてしまいます。
東西にかけられた真ん中の木道は撮影ポイントのひとつ。ここを歩くとなんだか優雅な気分になるんです。ワンちゃんを飼っている人は一緒に散歩するのも楽しそうですね。
早朝の蓮畑に朝もやが立ち込める光景はなんとも幻想的。
蓮は朝に花が開き、午後に閉じる特徴があるので、午前中に訪れる方が素敵な写真が撮れます。
同じ立ち位置でも、カメラのアングルを上や下に動かしてみるとぜんぜん違った写真が撮れます。
私が特に好きなのが雨あがりの撮影。花びらについた水滴や、蓮の葉にたまった雨水がキラキラして素敵なんです。いつもはちょっと苦手なクモの巣が雨粒をまとって、まるでガラス玉のネックレスみたいに撮れました。
満開時の早朝は多くのカメラマンが訪れます。例年豪華な賞品がもらえるフォトコンテストも同時開催されているので、ぜひスマホやカメラを持って遊びに行ってみてくださいね。
直売店で食べられる姫路で大人気の「城下町どっぐ」
蓮の花を堪能したあとは直売店の「かまぼこ工房 夢鮮館」へ。こちらでは工場直送のかまぼこ製品や、出来立ての天ぷらが購入できます。
実演揚げ売りコーナーでは、一番人気のチーズをはじめ、季節限定の夏野菜のかき揚げなど常時20種類以上の揚げたて天ぷらが並びます。晩御飯のおかずや晩酌のお供にぴったりです。
▲「あなご蒲鉾」860円(税込)
お土産に人気なのがこちらの「あなご蒲鉾」。特製のタレで焼き上げた香ばしいあなごが最高級のかまぼこで包まれています。
▲「城下町どっぐ」200円(税込)
そして外せないのが姫路ご当地グルメのひとつ「城下町どっぐ」。
姫路城を訪れる外国人観光客にも大人気のワンハンドグルメで、アメリカンドッグのようなほんのり甘い衣と、塩気のあるチーズかまぼこが口の中で合わさってたまらないおいしさなんです。
一度食べたらやみつきになりますよ!
今回ご紹介した本社工場の直売店以外に、姫路城に向かう大手前通りにも、かまぼこの天ぷらや「城下町どっぐ」が購入できるヤマサ蒲鉾の直売店があります。お店の前のテーブルを利用したり、そのまま食べ歩きもできますよ。
DATA:
◇ ヤマサ蒲鉾「蓮の花苑」
兵庫県姫路市夢前町置本327-16
TEL:079-335-1055
開園期間:2024年6月1日~7月31日
※開花状況により開園期間が変更になる場合があります
料金:無料
駐車場:あり(無料)
https://www.e-yamasa.com/
◇ ヤマサ蒲鉾 かまぼこ工房「夢鮮館」
兵庫県姫路市夢前町置本327-16
TEL:079-335-4800
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし(年末年始をのぞく)
◇ 大手前店
兵庫県姫路市二階町60番地
TEL:079-225-0033
営業時間:9:30~19:00
定休日:なし(年末年始をのぞく)
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掲載日:令和6年6月7日 グルメ
2024年06月07日 22:23 PM
素敵な蓮の花苑✨
レポートを見てわたしも行きたくなりました!