水仙の日本三大自生地の一つ、淡路島南端の山麗に広がる「灘黒岩水仙郷」
2023年12月25日に新ランドマーク施設もオープン
“花の島”として知られる淡路島では、冬も花々で埋め尽くされる場所があります。
淡路島の冬の花といえば、野生の日本水仙。
南あわじ市の「灘黒岩水仙郷(なだくろいわすいせんきょう)」では、年末~2月中旬頃まで白く可憐な水仙が咲き誇ります。
※一番の見頃となるのは例年1月中旬~2月初旬ですが、今季は夏場の少雨の影響で開花が遅れているので、開花状況を確認してからの来園がおすすめです。また掲載してる水仙の写真は、リニューアル前の写真となります。
「灘黒岩水仙郷」は、神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原IC又は、淡路島南ICから車で約40分。兵庫県南端にそびえる標高608mの諭鶴羽山(ゆづるはさん)の山麗から海岸へ続く斜面一帯に広がっています。
灘黒岩は、福井の越前海岸と千葉の房総半島と共に、水仙の日本三大自生地の一つ。江戸時代、海岸へ流れ着いた球根を、近隣の漁民が山に植えたのが始まりといわれているそうです。
リニューアル工事が行われていたので、「灘黒岩水仙郷」のオープンは3年ぶり。
水仙の群生地に階段が設置されて歩きやすくなり、2023年12月25日には新しいランドマーク施設もオープン。
▲ 開花前の群生地の様子です。新たに階段が設置されました。
まず群生地は、斜面に弧を描くように階段が設置され、以前に比べてかなり歩きやすくなりました。ただ、急斜面が続くので歩きやすい靴は必須。海風がかなり寒いので、防寒対策も忘れずに。
一番のビューポイントは、頂上からの眺めです。
広大な水仙の群生地が眼下に広がる様は、見ごたえ十分。
頂上までは階段や坂道が続き、ゆっくり歩いて20~30分程度かかるので、優しい花の香りを楽しみながら“のんびりマイペース”が大切です。
水仙を満喫した後は、新しく誕生したランドマーク施設で休憩タイムを。
2階にカフェがあり、メニューには淡路島カレーや淡路牛丼、ワッフルなどの軽食&コーヒーが揃っています。テイクアウトスタイルなので、隣のイートインスペースの他、屋上でカフェタイムもできます。
地元で採れるみかんなどの特産品コーナーもあります。
さらに屋上の展望デッキからの眺めも必見です。
水仙は見えませんが、大パノラマの太平洋が広がり、天気が良い日は、国生み神話で知られる「沼島」が間近に臨めます。サンセットもとてもキレイですよ。
※一番の見頃となるのは例年1月中旬~2月初旬ですが、今季は夏場の少雨の影響で開花が遅れているので、開花状況を確認してからの来園がおすすめです。
※掲載してる水仙の写真はリニューアル前の写真となります。大幅リニューアルにより、鑑賞場所等、以前と違う場合がございますので、詳細は灘黒岩水仙郷に直接お問い合わせください。
DATA:
◇ 灘黒岩水仙郷
兵庫県南あわじ市灘黒岩2
TEL:0799-56-0720
今シーズンの開園期間:
2023年12月25日~2024年2月末頃
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)※1/1のみ12:00~17:00
休園日:12/31 ※施設は通年で営業予定
入園料:大人600円、小中学生300円、幼児と南あわじ市民は無料 ※施設の利用は無料
駐車場:40台分あり(無料)
https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/site/suisenkyou/
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掲載日:令和5年12月28日
2024年01月29日 16:23 PM
リニューアルオープンしたので行ってきました。でも、写真情報と違ってる箇所があってショックでした。10個中6個が全然見れない場所が有りますね‼️
2024年01月29日 18:21 PM
幸山様
コメント並びに現状報告ありがとうございます。確認したところリニューアルに伴い、以前(リニューアル前)と違う部分があるようですので、記事にも注意喚起の文言を追加させていただきました。