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丹波三宝「丹波栗」に出会う旅。産地ならではの至福の栗スイーツも勢ぞろい!-兵庫テロワール旅-

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私がレポートします!

稿
サキ テロワール研究員
女性
30代
兵庫県丹波市
ゴルフ、旅行
生まれ育った丹波市に今年Uターンで戻ってきました。旅行業界で働いていた経験を活かし、丹波市の観光PRの仕事をしています。
丹波市インスタ公式アカウント:https://www.instagram.com/saturdaytamba/ も担当中。旬な情報を配信できるように、あちこち走り回っています。

 


「兵庫テロワールlab.」テロワール研究員レポート
食や文化を味わい楽しみ、それらが生まれたルーツや背景を探り、受け継いできた人の想いや技術に触れる。大地の恵みを堪能する“兵庫テロワール旅”の情報を、現地で体感した「テロワール研究員」の視点でお届けします。

 

大粒で甘みが強く、“日本一の栗”とも評される「丹波栗」
70店舗以上が参加する「丹波栗食べ歩きフェア」も開催中。11月6日(日)まで。

 

「丹波栗」のシーズンが到来!
“日本一の栗”“栗の王様”とも評される「丹波栗」の歴史は古く、平安時代から朝廷に献上されていたという記録が残っているのだとか。
大粒で甘みが強い「丹波栗」は、千年以上も愛され続けている、まさに最上級の美味しさなのです。
「丹波栗食べ比べフェア2022」も開催中の産地・丹波地域で、旬を迎えた「丹波栗」をレポートしました。

 

 

まずは、丹波市氷上町で50年以上続く「福田観光栗園」にお邪魔して、「丹波栗」について教えて頂きました。

 

 

出迎えてくださったのは代表の横田大成さん。
山裾の広い栗園に立ち並ぶ栗の木には、たくさんのイガが実っています。しかもとっても大きい!

 

 

《横田さん談》『「丹波栗」は、大粒で艶があり、実が締まっていて、甘みが強いのが特徴です。でも「丹波栗」は、丹波地方でとれる和栗の総称で、品種名ではないんですよ。
福田観光栗園では、国見・筑波・銀寄など約650本を栽培しています。
「国見」は早生の品種。「筑波」は収穫量が多い和栗を代表する品種。特に大ぶりの「銀寄」は丹波栗の代表的な品種で、江戸時代に銀札を吸い寄せるほど高い人気だったことが名前の由来だそうです。』

 

 

落ちているイガの両端を踏むと、コロンと大粒の実が出てきます。
ツヤツヤに輝く栗は本当に大きくて美味しそう!
私が訪れた日は9月下旬で早生の時期ですが、見てください!掌に1、2個乗せるのが精一杯なほどのサイズ感!
品種の違いではないとすれば、こんなにも大きくて甘みも強い「丹波栗」が生まれる理由は何なんでしょうか。

 

 

《横田さん談》『まず、昼夜の気温差が大きくて、濃霧が発生しやすい丹波地域の独特の気候でしょうね。』

 

日中にたくさん陽を浴びることで光合成をして栄養を蓄える。一方、夜間は気温が低いことで植物も呼吸量が減り、エネルギー消費量が少なくて済む。つまり、夜間の呼吸に必要な栄養量より、光合成によって日中に生成される栄養量がずっと多いということ。寒暖差は大きいことで発生しやすい濃霧も、乾燥しがちな秋に潤いをもたらしてくれるそうです。

 

 

 

《横田さん談》『気候条件に、長年の品種改良や農家の栽培手法が加わって、大粒で品質の高い栗が育ちます。例えば、粒を大きく育てるために重要なのは、タイミングを見計らった強めの剪定作業なんです。育ち過ぎないように刈るので背も低めです。
収穫期は1か月半ほどですが、ウチは薬剤を一切用いないため、定期的に草刈をして、肥料には鶏糞を撒き、年中、世話が必要なんです。』

 

 

 

収穫期に多発した台風などの影響で今季は早めに終了してしまいましたが、「福田観光栗園」では例年9月中旬~10月上旬に栗拾いができます。
入園料1人500円。拾った栗は持ち帰りで、価格は時価。今期は1kg1,700円でした。
丹波栗は大粒になるほど値段が高くなり、2L~4Lといった特大サイズになると非常に高価なので、お持ち帰り価格はすごくリーズナブルな設定。毎年訪れるリピーターが多いのも納得です。1kg500円を追加すれば、皮むきもしてもらえます。 ※価格はすべて税込

 

和栗ならでの優しい甘さが溶ける
まさに至福の丹波栗スイーツ

 

 

次に紹介するのは、「中島大祥堂 丹波本店」です。
約150年に建てられた茅葺き民家を再生したお店で、ショップの奥に広々としたカフェがあり、風情ある庭を眺めながらゆっくり食事やお茶を楽しめます。

 

 

丹波三宝と言われる丹波栗・丹波大納言小豆・丹波黒大豆など、丹波の素材をふんだんに用いたスイーツが自慢。特に、丹波市に自社栗園もあり、丹波栗を使ったスイーツは大人気で、種類も豊富です。

 

 

写真の左側は、お店の茅葺き屋根をモチーフにした名物の「かやぶき」880円(税込)。
丹波栗クリームで包んだ生クリームとスポンジを支えているのは、チョコレートコーティングされた玄米パフ入りメレンゲ。丹波栗クリームは、和栗ならではの優しい甘さの素材感が活きていて、サクサク食感の玄米パフとの組み合わせも絶妙。
ちょっとお高いですが、一般的な洋栗のモンブランとは別物といえる逸品なんです。

 

 

写真右側は、私の一番のお気に入り「丹波栗のショートケーキ」880円(税込)。
上に乗った特大の丹波栗の渋皮煮は、迫力の特大サイズ! 
栗のペーストが贅沢にサンドされていて、ショートケーキなのに、口に入れるとモンブランを食べているかのように栗がしっかり存在感を主張。
渋皮煮は、素材の良さをとことん生かしたシンプルさが、最強の美味しさ。丸ごと食べるには大き過ぎるし贅沢過ぎるので、私は割って少しずつ食べます(笑)

 

 

 

もう一つ、メディアにも度々登場するのが、「丹波栗のしぼりたてモンブラン」2,750円(税込)。
注文するとカウンターで絞られるモンブランペースト。何重にも折り重なり、まさに贅沢の極み。

 

 

まるで栗そのもののように濃厚な風味で、クリームの量もたっぷりなのに、和栗ならではの優しい甘さでふわっと口の中に消えていきます。まさに至福の美味しさ。
すごく大きいので、2~3人でシェアして食べるのがおすすめです。

 

 

今回紹介した3つのスイーツはどれも数量限定のため、繁忙期は早々に売り切れる場合も。
カフェは11月末迄は予約不可ですが、ショップ販売の持ち帰りなら予約OK。
ショップでは他にも生ケーキや焼き菓子が多数販売されているので、お土産も購入できます。

 

自家栗園で育てた栗を3週間かけて低温熟成
「ヒロちゃん栗園DE八百屋さん」

 

産地の丹波市や丹波篠山市ではシーズン中、生栗が購入できるお店も多数あります。

 

 

丹波市氷上町にある「ヒロちゃん栗園DE八百屋さん」では、自家栗園で育てた栗を販売。こちらの丹波栗は収穫後、2℃の低温で3週間以上も追熟させるため、糖度が高く、とびきり甘いと地元でも評判です。

 

 

 

生栗の販売期間は例年9月下旬~10月中旬頃まで。栗のサイズによって値段が異なり、1kg1,300円~3,000円。

 

 

丹波栗を使った手作りのフィナンシェ250円やマロングラッセ350円なども販売。
自家菜園の野菜や地元の特産品も並んでいます。

 

 

店内にはイートインスペースもあり、丹波ならではのスイーツもいただけます。
写真は、丹波栗の甘露煮、丹波黒大豆のきな粉、丹波大納言小豆の餡が乗った「丹波三宝 和風パフェ」680円。 ※価格はすべて税込

 

「丹波栗食べ歩きフェア」開催中

 

丹波市&丹波篠山市では70店舗以上が参加する「丹波栗食べ歩きフェア2022」も開催中です。期間は11月6日まで。
http://tambaguri.com/

 


▲ クリックするとPDFで表示します。

 

スイーツ類だけでなく、丹波栗を使ったパスタやごはんも登場しています。
里山の美しい秋景色の中で、産地ならではの美味しさをじっくりたっぷり楽しんでください。

 

 

DATA:
◇ 福田観光栗園

兵庫県丹波市氷上町福田192
TEL:0795-82-1616
営業時間:9:00~15:00
開園時期:例年9月中旬~10月中旬
※9月の台風・大雨の影響で今季は終了
※予約は不可。栗の状況によって期間が短縮になる場合があるため来園前に確認を。
※感染予防のため手袋(軍手など)の持参が必要
入園料:小学生以上1人500円、未就学児は無料
栗の持ち帰りは時価
https://www.tambacity-kankou.jp/shop/shop-966/

 

◇ 中島大祥堂 丹波本店
兵庫県丹波市柏原町柏原448番地
TEL:0795-73-0160
営業時間:販売11:00~17:00、カフェ11:00~17:00(L.O.ピッツァ14:00、カフェ16:30)土日祝は販売10:00~17:30、カフェ11:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:水曜日、年末年始と夏季に休業あり
https://www.ntdshop.jp/

 

◇ ヒロちゃん栗園DE八百屋さん
兵庫県丹波市氷上町朝阪273−5
TEL:0795-86-8133
営業時間:9:00〜17:30
定休日:月曜日
https://www.hirokurien.com/

 

◇ 丹波栗食べ歩きフェア2022
http://tambaguri.com/

 

※記事中の価格はすべて税込みです。

 

 

 

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掲載日:令和4年10月7日   体験 グルメ 

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