幅4m・全長500mもある藤棚は迫力の美しさで、写真映え間違いナシ。
花鑑賞の後は、牧場の搾りたてジャージー牛乳100%のジェラートを。
朝来市に、“山陰随一”と評される藤の名所、「白井大町藤公園」があります。
場所は、播但連絡道路・和田山I.Cから車で20分ほど。JR山陰本線・和田山駅からタクシーで15分ほどの距離なので、電車+タクシーでもアクセスできます。
白井大町藤公園は、花の手入れも管理も地元の人たちが手掛けている公園で、藤の花の時期だけ開園します。開園期間は例年4月下旬~5月中旬ですが、開花状況によって変わるため、公式Facebookサイトで発表されます。
https://www.facebook.com/oomachi.info(開花情報)
入場料は 500円(中学生以上)で、駐車場は無料。
入場ゲート付近では、既に甘い藤の花の香りがして、目の前には見事な藤棚が広がっています。敷地面積は7000㎡と広大で、藤棚はなんと幅4m、全長500m。
池をぐるりと囲むように連なる藤棚は、まさに藤の花回廊といった風情。甘い香りが辺り一帯に漂っています。
こちらの藤は花房が長いのが魅力で、風に揺れる様子もすごく美しいです。房は長いもので175cmほどもあるそうです。
高い位置に藤棚が設けられているので、藤のトンネルのように藤棚の下を歩けます。
藤棚の下から見上げると、降り注ぐ紫色のシャワーや雨といった感じで、迫力があります。SNSや写真映えするポイントがあちこちにあって、皆さんあちこちで撮影されています。
白井大町藤公園は、色々な品種の藤が揃っていて、定番の紫色の八重黒龍藤ほかに、白の口紅藤や、淡い桃色の千寿紅藤もあります。
一つ一つの花はとても可憐でかわいいです。間近で鑑賞できるので、甘い香りも存分に堪能できます。
園内には、住民の方々が手づくりされたという水車も飾られています。
名所なので多くの人で賑わいますが、広々としているのでのんびり鑑賞できます。ベンチなどもあって、藤を眺めながらゆっくり楽しむ人も多いです。
藤の庭園を抜けた先に高台へ続く階段があって、公園の全景が望めます。
瑞々しい新緑の山々に包まれたのどかな田舎町の風景が広がっています。
さらに公園北側の灌漑用溜池の上には、色とりどりの鯉のぼりも。
大空を悠々と泳ぐ色とりどりの鯉のぼり、これもまた圧巻の光景ですよ。
例年はライトアップも実施されます。※今年度は未定
白井大町藤公園に行くと私が必ず立ち寄るのが、公園から徒歩15分ほどの場所にある、あいす工房らいらっく。豊かな自然の山間に建つログハウス風のお店です。
自家農場でジャージー牛を育てていて、酪農から加工・製造まですべて自分たちで手がけておられます。お店から100mほどの山手に牛舎があります。
お店には、毎朝搾る新鮮なジャージー牛乳を使ったスイーツが色々揃っています。
一番人気は、ジャージー牛乳100%のジェラート「みるくの香り」。
たくさんのフレーバーがあって、定番のミルクやチョコレートの他に、春限定の苺ミルフィーユやさくらなど季節を感じるメニューもあります。
コーンはプレーンとチョコと味を選べます。カップがシングル400円・ダブル 500円・トリプル 600円、コーンはシングル430円・ダブル 530円・トリプル 630円。
※表記は全て税込価格。
写真は、さくらとみるくの香り(左)と苺ミルフィーユとみるくの香り(右)のダブル。
さくらのフレーバーは、新鮮な牛乳の風味にほのかに桜の味がする絶品のジェラートです。苺ミルフィーユはミルクの濃厚なコクとイチゴがマッチしてめちゃめちゃ美味しい!
どちらも春限定のフレーバーになりますので、お早めに。
イートインコーナーもあります。お土産用のアイス、プリンやチーズケーキなどのスイーツも販売されていて、朝来市のふるさと納税返礼品にもなっているそうです。
藤の花&牧場のジェラートは、春のデートにもオススメです(笑)
DATA:
◇ 白井大町藤公園
兵庫県朝来市和田山町白井1008
Tel:079-670-1636(白井大町藤公園管理組合)
開園期間:例年4月下旬~5月中旬
開園時間:9:00~18:00(最終入園時間は17:30)
入場料:中学生以上 500円(小学生以下無料)
駐車場:無料(約300台)
※市条例により公園内へのペットの入園は禁止
http://www.oomachi.info/
https://www.facebook.com/oomachi.info(開花情報)
◇ あいす工房らいらっく
兵庫県朝来市和田山町白井486
Tel:079-670-1766
営業時間:10:00~17:00
休日:水曜
https://lilac-ice.com/
【HYOGO!ナビWEBサイト関連ページ】
◇ 朝来市のスポット情報はこちら
掲載日:令和4年4月15日