「おの桜づつみ回廊」の他にも桜名所が市内随所に！

全長4kmと、西日本最大級の規模を誇る桜並木があります。
小野市の「おの桜づつみ回廊」です。
規模は大きくて見ごたえも十分なのですが、見ごろの時期でも都市部ほどは混雑しないので、穴場だと思います。

「おの桜づつみ回廊」の場所は、小野市古川町～住永町（加古川左岸堤防）。電車で訪れる場合は、JR加古川線の粟生駅または河合西駅から歩けます。周辺にいくつか無料の駐車場もあります。
できるだけ長く桜が楽しめるように、江戸彼岸・大島桜・染井吉野・八重紅枝垂・思川と、5種類の桜が上流から下流へ、開花順に植樹されています。
4kmにも渡って桜並木が続いているので、俳句の季語の「花の雲」のように、遠くからは白雲のように桜の花が一面に咲きつづく光景が望めます。実際に歩いてみると、満開の時期には、両側から薄紅色に覆われ、まるで桜のトンネルのようです。特にお天気の良い日には、青空と桜のコントラストが本当にキレイで、ため息が出るような幻想的な風景が広がります。

私が好きなポイントは“逆さ桜”です。地元農家の方が田んぼに水を張ってくださっている区間があって、早朝の風が弱い時には水面に映る桜を楽しめます。水面に花びらが散っている様もとてもキレイです。

桜並木は散策路になっていて、随所にベンチが設置されているので、ゆっくりのんびりと往復8kmの春の散策が楽しめると思います。

「おの桜づつみ回廊」の近くに、他にもたくさん桜スポットがあるのも、小野市の桜の魅力です。JR河合西駅のお隣、青野ヶ原駅の東南約１km地点に位置する「河合運動広場」では、園内を取り囲むように桜が咲き乱れます。無料駐車場もあり、桜の木の下で、お弁当を広げてピクニックを楽しむことができます。

JR市場駅近く、加古川上流浄化センターから続く約850mの「桜つづみ」と呼ばれる並木道もあります。35種260本の八重桜が並んでいます。「桜づつみ」の入口には約7,000㎡の広さをもつ日本庭園「やなせ苑」もあります。見ごろは少し遅めで、4月中旬～下旬。

「おの桜づつみ回廊」から東南約１０km地点、小高い山の上にある「匠台公園」も桜名所です。山全体に桜の木が植樹されており、桜の開花と同じ頃に、白い雪柳も花開きます。無料駐車場もあり、白と桜色が織り成す魅力的な貼る色の山景色を堪能できます。例年の見ごろは3月下旬～4月上旬。

他にも桜名所があります。小野市観光協会のWEBサイトに「桜めぐりMAP」が掲載されていて、今年の開花状況もサイトで確認できます。
様々な種類の桜と、色んな春景色が存分に楽しめる小野市に遊びに来てください。

【問い合わせ】
◇ 小野市観光協会
TEL：0794-63-1929
WEBサイト：https://ono-navi.jp/
｢桜めぐりMAP｣ 掲載ページ：http://ono-navi.jp/spot/489/

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【HYOGO！ナビ WEBサイト 関連ページ】
◇「おの桜づつみ回廊」詳細ページ