自然が生み出す　地形の不思議｜兵庫遺産が紡ぐ11の物語　－あいたい兵庫2018

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自然が生み出す　地形の不思議

世界ジオパークネットワークが認定する、地質遺産を含む自然公園がジオパークです。山陰海岸国立公園を中心に京丹後市から鳥取市まで、東西約120キロ、広さ約2460平方キロに及ぶ山陰海岸ジオパークは、日本が大陸の一部だった時代から日本海の形成を経て現在に至るまでの、地殻や海面の変動によって生まれた地形、地質を数多く残しています。
神鍋火山の噴火口が残り、火山活動で流れ出た溶岩が創り上げた渓谷や滝などが美しい神鍋高原。ダイナミックな柱状節理の玄武洞は、約160万年前の噴火による玄武岩の大露頭です。日本海に沿って複雑に入り組んだ海岸線を走れば、白砂の浜や奇岩、洞門、大岸壁などが次々と車窓に現れ目を楽しませてくれます。
他にも、外湯巡りで有名な城崎温泉、ユウスゲやサンショウウオをはじめとする特徴的な動植物など、貴重な“地球活動の遺産”に出合うことができます。

【出発】　JR姫路駅

JR姫路駅(10:44)　→(特急はまかぜ)→　JR江原駅(12:08)
江原駅(12:10)　→　道の駅「神鍋高原」(12:40)
徒歩

神鍋高原かんなべこうげん

四季折々の自然の中へ

四季を通じて自然を満喫できるパラグライダーやスキーなどのアクティビティが充実。近畿唯一の噴火口や風穴、溶岩流による岩肌などを地元ガイドの案内で散策するジオツアーも人気です（所要時間約90分、約150分の２コース、料金2,000円。１週間前までに要予約）。

豊岡市日高町

問い合わせ: 日高神鍋観光協会　☎ 0796-45-0800
アクセス: 【鉄道】JR「江原」駅から全但バス「神鍋温泉ゆとろぎ前」下車すぐ
【車】北近畿豊岡自動車道「日高神鍋高原」ICから約20分

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神鍋高原おすすめランチ

道の駅「神鍋高原」お食事処かんなべの
十戸の虹鱒のフライ定食

十戸の清流で育まれたニジマスをカラッと揚げて、タルタルソースでいただきます。土曜、日曜、祝休日は、地元の幸をふんだんに使ったランチビュッフェも。

豊岡市日高町栗栖野59-13　☎ 0796-45-1331

営業時間: 10:30~16:30(土曜、日曜、祝休日は10:00~17:00)
定休日: 水曜
アクセス: 【鉄道】JR「江原」駅から全但バス「神鍋温泉ゆとろぎ前」下車すぐ
【車】北近畿豊岡自動車道「日高神鍋高原」ICから約20分

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神鍋温泉ゆとろぎ前(16:40)　→(全但バス)→　江原駅(17:11)
JR江原駅(17:18)　→　JR城崎温泉駅(17:41)
徒歩

宿泊スポット

城崎温泉きのさきおんせん(豊岡市)

外湯を巡りそぞろ歩き

大谿(おおたに)川に沿って宿や土産物店が連なり、風にそよぐ柳の並木や太鼓橋が風情を醸します。コウノトリが足の傷を癒やしたと伝わる「鴻の湯」など7つの外湯を巡れば、心身ともにリフレッシュ。旅の思い出には色鮮やかで繊細な麦わら細工の小物を。

問い合わせ: 城崎温泉観光協会　☎ 0796-32-3663
アクセス: 【鉄道】JR「城崎温泉」駅すぐ
【車】北近畿豊岡自動車道「日高神鍋高原」ICから約30分

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(レンタカー)　城崎温泉駅周辺(10:00)　→

玄武洞公園げんぶどうこうえん

160万年前の火山活動で誕生

火山活動で流れ出た溶岩がコンクリートブロックのように割れ目を作りながら冷えて固った火山岩の柱状節理が素晴らしい景観を醸しだしている。玄武洞公園には５つ洞穴（玄武洞､青龍洞､白虎洞､南・北朱雀洞）があり、奇岩・奇勝に願掛けをする人も多く訪れる。国指定天然記念物で山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの代表的な景勝地として外国人観光客からも大好評の観光スポット。

豊岡市赤石1339

問い合わせ/ガイド予約: NPO法人玄武洞ガイドクラブ　☎ 090-1501-0335
アクセス: 【鉄道】JR「城崎温泉」駅からタクシーで約10分
【車】北近畿豊岡自動車道「日高神鍋高原」ICから約35分

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玄武洞ミュージアムげんぶどうみゅーじあむ

2018年グランドオープン

2018年春、ゾウや恐竜の化石レプリカなど展示を拡大してリニューアルした玄武洞ミュージアムは、城崎温泉近くのジオサイト「玄武洞公園」入口にあるミュージアムです。博物館では玄武洞と”石”の不思議な世界と豊岡の地場産業「豊岡杞柳細工」などを紹介しています。ミュージアムショップと充実した但馬のお土産コーナー・菓子工房・レストラン＆カフェを併設しています。

豊岡市赤石1362番地