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- 神話に残るおのころ島伝説
神代の昔、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が天の沼矛(ぬぼこ)で海原をかき回すと、矛から滴る潮が固まり自凝島(おのころじま)になったという国生みの神話。「おのころ島」は果たしてどこなのか、この謎については古くからいくつもの説が存在し、人々の関心を集めてきました。
中でも神話に登場する淡路島には、三原平野にある丘がおのころ島だという説と、島の南西に浮かぶ沼島こそがおのころ島であるという説の両方が残ります。神話にまつわるスポットも数多く、二神を祭る伊弉諾神宮やおのころ島神社、矛の形をした上立神岩(かみたてがみいわ)など、太古のロマンを感じさせる見どころが満載です。また、郷土が誇る伝統文化である淡路人形浄瑠璃の演目には、二神の子とされるえびす様も登場します。伝説の舞台そのもののような神秘的な光景に出合える淡路島で、悠久の時を感じてみませんか。
※このモデルコースは 日本遺産STORY#030 の一部を含みます
【出発】 JR三ノ宮駅
- JR三ノ宮駅(8:12) → JR舞子駅(8:33)
- 高速舞子(8:55) →(高速バス)→ 榎列(9:37)
- 徒歩
おのころ島神社
聖地と伝わる地に赤い大鳥居
三原平野にあるこんもりとした丘は、古くから神話の「おのころ島」とされ、崇敬されてきました。丘の上の社には伊弉諾、伊弉冉の二神が祭られ、1982年に建立された高さ約22メートルの朱塗りの鳥居が存在感を放っています。
南あわじ市榎列下幡多415 ☎ 0799-42-5320
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「榎列」下車、徒歩約10分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」ICから約10分
- 神社周辺(10:20) → 道の駅「福良」周辺(10:50)
- 徒歩
淡路人形座
二神の子えびすも登場!!
国指定重要無形民俗文化財の淡路人形浄瑠璃を毎日公演。演目の一つ、「戎舞」に登場する福の神えびすは、二神の最初の子「蛭子命」の後の姿だといわれています。公演は10時、11時10分、13時30分、15時からの1日4回。
南あわじ市福良甲1528-1地先 ☎ 0799-52-0260
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 休館日
- 水曜(祝休日の場合は翌平日)、12月26日~31日 ※臨時休業あり
- 入館料
- 1,500円、中・高生1,300 円、小学生1,000円、3歳以上300円
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「福良」下車すぐ
【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」ICから約15分
- 淡路人形浄瑠璃「戎舞」
道の駅「福良」レストラン
「なないろ」の淡路牛すき鍋御膳
福良湾に面したレストランは眺望も抜群。淡路牛を使ったすき鍋に小鉢や汁物が付いた御膳はボリュームもたっぷり。
南あわじ市福良甲1528-4 ☎ 0799-50-2535
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「福良」下車すぐ
【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」ICから約15分
- 道の駅「福良」周辺(13:15) → 灘土生港(13:45)
- 灘土生港(13:50) → 沼島港(14:00)
- 徒歩
おのころ神社
木々に抱かれた沼島のご神体
地元の人たちに「おのころさん」と呼ばれ大切にされてきた沼島(ぬしま)のご神体。二神を祭る社までは長い階段が続き、社殿の裏からは海原が見渡せます。境内には二神の像も立っています。
南あわじ市沼島73
- 問い合わせ
- 沼島総合観光案内所「吉甚」 ☎ 0799-57-0777
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「陸の港西淡」下車、コミュニティバスで約60分の「灘土生港」から沼島汽船「沼島港」下船、徒歩約25分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」ICから約35分の「灘土生港」から沼島汽船「沼島港」下船、徒歩約25分
上立神岩
太古の神秘を感じさせる奇岩
島全体が国生みの舞台とされる沼島(ぬしま)のシンボル。矛先のような形をした、海面からの高さ約30メートルの岩は、二神がその周囲を回って婚姻を行った「天の御柱(あめのみはしら)」ともいわれています。
南あわじ市沼島
- 問い合わせ
- 沼島総合観光案内所「吉甚」 ☎ 0799-57-0777
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「陸の港西淡」下車、コミュニティバスで約60分の「灘土生港」から沼島汽船「沼島港」下船、徒歩約25分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」ICから約35分の「灘土生港」から沼島汽船「沼島港」下船、徒歩約25分
- 沼島港(15:50) → 灘土生港(16:00)
- 灘土生港(16:10) → 福良(16:40)
- 福良(16:50) →(路線バス)→ 洲本高速バスセンター(17:57)
- 徒歩 or 送迎バス
洲本温泉(洲本市)
関西随一のアイランドリゾート
洲本の中心街近くの海岸沿いに大規模な温泉旅館やホテルが並びます。泉質はアルカリ性単純温泉。紀淡海峡の美しい風景を眺めながらの入浴は格別です。
- 問い合わせ
- 洲本温泉観光旅館連盟 ☎ 0799-22-3158
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「洲本高速バスセンター」下車、徒歩約5分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「洲本」ICから約15分
- (レンタカー) 洲本レンタカー営業所(9:50) → 洲本市立淡路文化資料館(10:00)
洲本市立淡路文化史料館
国生みの島・淡路の歴史が分かる!
淡路島の歴史と文化を伝える博物館。「日本遺産『淡路島』の歴史物語」のコーナーでは、金属器などの先進文化を畿内に先駆けて島内にもたらし、塩作りや巧みな航海術で古代国家を支えた「海人」の営みを紹介しています。
洲本市山手1-1-27 ☎ 0799-24-3331
- 開館時間
- 9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 月曜、祝休日の翌日、12月28日~1月4日
- 入館料
- 400円、高・大生250円、小・中生100円
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「洲本バスセンター」下車、徒歩約10分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「洲本」ICから約15分
淡路ごちそう館
御食国の海鮮丼
大正期に建てられた赤れんがの工場を活用したレストランには、島の特産品を生かしたメニューがそろいます。彩り豊かな海鮮丼は、取れたての海の幸が堪能できる人気の一品。
洲本市塩屋1-1-8 ☎ 0799-26-1133
- 営業時間
- 11:30~14:30、17:00~20:00
- 定休日
- 水曜(祝休日は営業)
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「洲本バスセンター」下車すぐ
【車】神戸淡路鳴門自動車道「洲本」ICから約15分
伊弉諾神宮
二神が宿る!?夫婦大楠
伊弉諾尊が余生を過ごした「幽宮(かくりのみや)」の旧跡だとされる場所に立つ日本最古の神社。約1万5,000坪の広大な境内は、天然記念物の大楠などの木々が豊かに生い茂ります。
淡路市多賀740 ☎ 0799-80-5001
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「津名港」経由で淡路交通バス「郡家」下車、徒歩約10分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮」ICから約5分
- 境内には二神が宿るとされるご神木の夫婦大楠も
- 洲本高速バスセンター(15:00) →(高速バス)→ 高速舞子(15:56)
- JR舞子駅(16:18) → JR三ノ宮駅(16:38)
【到着】 JR三ノ宮駅
都美人酒造(株)
1945年に淡路島南部の10軒の酒蔵が合併して創業。以来、酒造りの基本である山廃仕込みを守り続けています。また、全国でも珍しい「天秤搾り」を行っており、酒蔵見学も可(要予約)。
南あわじ市榎列西川247 ☎ 0799-42-0360
- 営業時間
- 9:00~12:00、13:00~16:00
- 定休日
- 土曜、日曜、祝休日
- アクセス
- 【鉄道】JR「舞子」駅から高速バス「榎列」下車、徒歩約20分
【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」ICから約5分
世界に誇る!
鳴門海峡の渦潮
瀬戸内海と紀伊水道の干満差によって発生。春と秋の大潮時には直径が30メートルに及ぶものも見られ、その大きさは世界最大級といわれています。現在、兵庫、徳島の両県は「鳴門の渦潮」の世界遺産登録に向け、学術調査や普及啓発活動などを展開中です。観潮船が南あわじ市と鳴門市から出航しています。
- 問い合わせ
- 兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会
☎ 0799-26-2085
淡路島でウーバーアプリを使って
タクシーを楽々配車!!
世界600以上の都市、約50言語で使われている「ウーバー」アプリで淡路島内のタクシーを配車できるようになりました。アプリを使って、淡路島を隅々まで気軽に巡れます。現在、プロモーションコード「uberawaji」と入れると、初回乗車が最大2,000円オフになるキャンペーン実施中(2019年3月31日まで)。使うとハマるウーバーを淡路島で体験してみませんか。