ブックタイトルひょうごのおもてなし

概要

ひょうごのおもてなし

2「おもてなし（ホスピタリティ）」とは、お客様に喜びを与えること。そしてお客様の喜びを自分の喜びとすることです。　ホスピタリティの語源はラテン語のホスピス（hospice）です。中世ヨーロッパで教会がつくった施設のことをホスピスと呼びました。ホスピタリティは、看護にあたる聖職者の無私の献身と歓待を意味します。ホテルやホスピタルもこのホスピスに由来して生まれた言葉です。　「おもてなし（ホスピタリティ）」は、対価を求める「サービス」とは違います。もてなす側の「お客様に喜んでもらいたい」「満足してもらいたい」という相手を思う気持ちに重きを置くのが「おもてなし」です。もてなす側の好意や誠意が、相手に通じて心と心が響き合ったとき、はじめて「笑顔」や「感謝」が生まれます。　しかし、こうしたおもてなしの心も、ただ心に秘めているだけでは伝わりません。まず、一人ひとりのお客様の立場に立ち、一人ひとりに合わせて行動することが大切です。　ここでは、コミュニケーションを円滑にするための「身だしなみ」や、「表情・動作・話し方」などについても紹介しています。当たり前のようで、案外できていないこともあるはず。大切なお客様の「笑顔」を思い浮かべながら、ぜひ実践してみてください。おもてなしとはおもてなしとは表　情言葉遣い身だしなみ動　作話し方・会話特に配慮が必要な方へクレーム対応